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エピソード41 ページ20

アイム「でも…今回はスパークドールズとなったザ・ワンの意識が強すぎるんですね。つまり、本来ライブした者の精神をそのまま受け継ぐ形とは異なり、ザ・ワンの意識が希さんを乗っ取ってしまった為、ザ・ワンのダメージはそのまま希さんに反映されてしまう」

グ「その通りだ。だがまずいな。このままじゃ手が出せない…」

アイム「そうですね。希さんとザ・ワンは既に同化してしまっているのでは…」

真姫『そんな…』

「東條希はまだザ・ワンと完全に同化していない」

真姫が諦めかけたその時、彼女の頭に直接響くように、誰かの声が聞こえた

真姫『何?誰の声?』

グ「ネクサスが直接語りかけているのか」
アイム「どうやらそのようですね」

二人にも彼の声が聞こえているようだ

ネク「今から君を希の精神世界に送る」

真姫『精神世界?』

ネク「彼女の心に直接訴えかけるのだ」

真姫『分かったわ!』

絵里「待って!」

ネクサスの声に真姫が覚悟を決めた時、彼の声が聞こえていた絵里が叫ぶ

真姫『絵里?』
絵里「真姫だけに行かせるわけにはいかないわ!私達も、一緒に連れていって!」

その目には親友を助けるという強い意志が感じられる

エピソード42→←エピソード40


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作者名:カオスカラミティ | 作成日時:2016年9月29日 13時

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