【ぬらりひょんの孫】〜奴良組の姫君

二十五話 ページ27

ーそして時はたちリクオが遠野一家に連れ去られた頃のこと


氷「あぁ〜！リクオ様が変な奴らに連れて行かれてしまいました〜…！姫様〜どうしましょう…！」


貴「そっか〜遠野ねぇ〜久しぶりに聞いた名前、皆元気かなー？！りっくんなら大丈夫だよ！皆優しいしね〜」


氷「姫様はいったことあるんですか？！」


貴「うん！結構前のことだけどね〜！あそこはいろいろ学べるよ！楽しいとこだしね！」


氷「ヘェ〜！そうなんですか…！じゃあ大丈夫ですね！リクオ様も任せられます！」


貴「うん！」


ー時は2年前ーーーーーーーーーーーーーーー


貴「ふぅ…ここが話に聞いた遠野の入り口か〜…よし！はーいろっと！ってあれ入れない？…ん………これは…畏れで入り口を隠されている…こんなの断ち切ればいいじゃん！えい！」


ズバァッッッ


貴「お〜結構簡単！…はっ…！(殺気？！)」


ブンッ



い「お前誰だ…俺らの里の畏れを断ち切って侵入するなんて…ただもんじゃねぇな…？」


貴「わあっ！びっくりしたなー！もう！そんなに怒らないでよ！」


い「質問に答えろ…はむかえば殺す…！」


貴「ちょっ！ちょっとまって…！私はこの里に用があって来たの！敵じゃないよ！」


い「あっ？信用できねぇな…」


あ「イタクどうしたんだ…って誰だそいつ…里のもんじゃねぇな？…侵入者か？」


貴「ちょっと！だから、違うってば！私はここに用があるの！ここの一番偉い人に合わせて！」


い「お前…何様だ…まぁいい…ついてこい」


あ「いいのかよー？勝手に入れちまって…」


い「大丈夫だ…、だが怪しい事をしたら殺す…」


貴「わぁ…怖い人…」


い「何かいったか…」ギロッ


貴「何も言ってません…」


ー続く

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