みんな大好き紅一点！４

年齢 ページ7

リナside





太輔に無理やり引っ張られて、ヒロの顔の目の前に立たされた。


……何なのこれ。






美琴「はい、いきますよー！はいチーズ」




藤ヶ谷「やべー超お似合いー」




リナ「太輔覚えてろ……」




藤ヶ谷「家まで送ってくよ」




リナ「いいの？助かるー！買いすぎて重かったのよ」




美琴「さては北山さんに作るんですね？夜ご飯！」




リナ「まぁ……////」





なんか恥ずかしい笑

そんなこんなで太輔の車に乗った。









美琴「さっきの太ちゃんカッコよかったなー。」




藤ヶ谷「そう？」




美琴「うん！でも実物はもっともっとカッコイイ。それにこのいい臭いなのは看板からは分かんないもんね」




藤ヶ谷「それは美琴ぐらいしか分かんねーだろー。な？」




美琴「……もう、太ちゃん近い//// ちゃんと前向いて運転してよ///」









リナ「……おーい、そこのお二人さん。私がいること忘れてない？」



目の前でイチャイチャしてる二人に言った





藤ヶ谷「ごめーん、ついつい」




リナ「それはそうとさ、もしかしてわざわざさっきの写真撮りに来たの？」




美琴「そうですよー！どうしても見たくて太ちゃんにお願いしました笑」




リナ「わざわざなんて凄いね……笑」




私なんか、看板があそこにあることすら知らなかったし





藤ヶ谷「リナだって昔は北山の載ってる雑誌とかは絶対買ってたじゃん。あとジャニショでたくさん写真買ってたし。」




リナ「あー。そんなことしてた時もあったね……笑」




美琴「今はしてないんですか？」




リナ「うん……。昔はねー、私も美琴ちゃんみたいにファン同様騒いでたなー」




藤ヶ谷「毎日北山に『ヒロくん大好き！』とかメールで言ってたもんな笑」




リナ「ちょっと！それ何で知ってるの？笑」




藤ヶ谷「だってあいつ、俺の隣で『俺もリナさん大好き』ってニヤニヤしながらメールうってんだぞ？笑」




美琴「リナさんも北山さんも可愛いー笑」







太輔の言う通り、あの頃はお互い毎日のように「大好き」とか言ってたし
「ヒロくん」「リナさん」って呼びあってたし
雰囲気も、あいかたちとか太輔たちみたいにラブラブオーラ全開だったし
とにかくヒロの行動全てにキュンキュンしてた。

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