〜弐拾壱〜 ページ24
貴女
Aは長州の屋敷に行き、廊下の奥へと進んでいく
所々の部屋から漏れていた声も進んでいくに連れて聞こえなくなってくる
ひたすら奥に進みある部屋で立ち止まる
貴「“雛太“...いるんでしょ？入るね」
女の口調と声でAは呼びかけ部屋に入る
すると部屋の隅で膝を抱えている小柄の男が座っていた
ふわふわした藍色の髪、鮮やかな動きやすい着物を着た男はAに顔だけを少し向け拗ねたような口調で話しだした
雛「...どうして何ヶ月も会いに来てくれなかったのさ....」
貴「ごめん...いろいろ忙しくて会いにこれなかったの...」
前より大人びた顔と幼さは残っているものの少し低くなった声に驚いた
雛太は少し考えこんだかと思うと素早くAに抱きついた
よろけながらも慣れたように雛太を支える
雛「いいよ...こうやって会いに来てくれたんだから....許してあげる」
肩に顔を埋めた雛太のふわふわの髪を撫でる
その肌触りが心地良くてAは目を閉じて撫で続けた
雛「ふふ....A大好きだよ」
貴「...私もだよ」
窓から射し込む月の光に照らされ抱きしめ合うその姿はまるで絵画を書いたような美男美女だった
雛「大好き....(...Aは誰にも渡さない...ずーっとずーっとAは俺のものだ)」
雛太の茶色の瞳にAとまた違う狂気宿っていたなんて....Aは知らない
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斎藤ようこちゃん(プロフ) - 久しぶりに、読みました。 (2015年11月15日 8時) (
レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わ〜土方さんですね〜 (2015年2月11日 13時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - 私も、欲しいです。 (2015年2月11日 9時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
龍舞(プロフ) - 斎藤ようこちゃんさん» 沖田さんにはやはり猫耳だと思いまして(笑)...こんな猫がほしい(願望)← (2015年2月11日 9時) (レス) id: 65c7405edc (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - わ〜。沖田さんの、猫耳可愛いかも。♪ (2015年2月11日 8時) (レス) id: eede5b9ca7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍舞 | 作者ホームページ：:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Answerr/
作成日時：2014年12月29日 16時
