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86話 ページ28

加賀美
「そろそろいい時間ですし、お開きにしましょうか。」






「「はーい」」


加賀美
「灰は私が運びますよ」


そう言って灰くんをおんぶして連れていった


甲斐田
「A、車椅子まで歩いてみる?」





『うん!転びそうになったら受け止めよろしくね』





甲斐田
「そう!上手い!」





『あ・・・』



晴くんに受け止められる




甲斐田
「2歩だけでも歩けたことが偉いよ



一旦タクシー拾ってくるから酔っ払いたちの傍で待ってて〜」




酔っ払いたちの傍???もしかして…あれかな?



『うわぁー…』



景くんと藤士郎くんがベンチに座り肩を並べ寝ていた



加賀美
「あ!A、私たちと乗っていきましょう」



『その前に、ハヤト兄、VΔLZをお家送ってって貰ってもいいかな?晴くん以外泥酔してるから…』




加賀美
「いいですけど…桜魔までは無理ですよ…?」





『桜魔は遠いから、仮拠点借りてるんだけど、それが施設のほんとにすぐそばのとこだからいい?』




加賀美
「私がダメって言うわけないでしょう?




送ったら3人で施設に帰りましょう!



今日施設の人に許可を頂いてるので、私も泊まっていきますね」





『ありがとハヤト兄!そういえば夜見さんって帰っちゃいました?』





加賀美
「はい。先程帰りましたね」



『残念…連絡先聞きそびれた…葉加瀬さんのも・・・』




加賀美
「2人がよろしければ、連絡先後日送りますよ?」






『ありがと〜』





甲斐田
「A!捕まえたよ!あれ、加賀美さんもご一緒でしたか」




加賀美
「2台で、1度仮拠点まで行きましょう。



甲斐田さんおひとりでお二人を連れ帰るのは大変でしょう?




Aが手伝ってあげてって」






甲斐田
「Aぁ!!!!」





『夜だよ!?静かに!』



加賀美
「では、こちらに、Aと灰と、弦月さん、」




甲斐田
「こっちに加賀美さん、長尾、僕ですね



A酔っ払い2人と乗っても大丈夫ですか・・・?」




加賀美
「灰は、多分もう少しで覚めますので、あとは弦月さんも何とか大丈夫でしょう。



それに、Aの言うことなら2人とも聞くでしょう」






『灰、灰、起きて、帰るよ』





「んー・・・A・・・帰るぅ・・・」




『藤士郎くんも乗って〜』





弦月
「はぁ〜い」


大人しくすんなり車に乗ってくれた2人




甲斐田
「恐るべし・・・Aのテイム力・・・」

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作者名:ある | 作成日時:2021年9月8日 2時

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