検索窓
今日:8 hit、昨日:11 hit、合計:76,794 hit

87話 ページ29

加賀美
「Aじゃあ、車椅子から車に移りましょうか。」



そう言って横抱きして、ゆっくり、助手席に載せてくれた


「加賀美様、車椅子は、トランクに1度入れますね」

加賀美
「はい。よろしくお願いします」


『お願いします!・・・加賀美・・・様?????』




「ああ、私実は加賀美インダストリアルの社員をしていまして、社長にはいつもお世話になっております。」





『ハヤト兄のこと支えてあげてくださいね』


「もちろんでございます」


加賀美
「それでは○○さん、よろしくお願いします。」





「かしこまりました。では発進させて頂きます。」




『社員歴は長いんですか?』





「就任した時よりずっとお慕いしております。」




『○○さんみたいな社員がいてハヤト兄も安心ですね』





「はははwそうですか?」




『無理をしてたら教えてください。一緒に住んでないので心配で・・・』




「そうですね、




社長はご無理をされてますけど、



適度にお休みになられてるので心配ないかと思いますよ。





もし、ほんとに危なくなりましたらまっさきにA様に報告させて頂きますね」






『はい。お願いします』




「A様もご無理をなさらないように・・・先々週あたりでしたかね?


ほんとに加賀美社長が仕事手につかなくて社員共々心配しておりました」






『あー・・・入院してた時ですね、ご迷惑をおかけしてすみません・・・』



「いえ、むしろ、完璧な社長が、抜けてて可愛かったのでありがたかったです」



『ふふwなら良かったですけど・・・w』





「社長と関わり長いんでしたっけ?」




『はい。えっと、私が、6歳の頃に初めてあったので・・・ざっと12年ですかね〜』





「A様19歳でしたよね・・・?」



しまった・・・この話題は




『私・・・1度引き取られたんです。1年くらいでしょうか・・・』




「なるほど、あれ?その1年間お2人にお会いしなかったんですか?」





『えっと・・・あiムグッ』


座席の間から手が出てきて口を優しく塞いだ

88話→←86話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (67 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
578人がお気に入り
設定タグ:myzm , 2j3j
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ある | 作成日時:2021年9月8日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。