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五十話 ページ5

『なんで、その人は本家の人だけにそんな印つけようと思ったんだろう』


雪兎に聞いても分からないであろう疑問をぶつける




雪兎「さぁな。それについては僕も知らないよ」




案の定分からないとの返答をもらったところで気づく





『そっか


いつか私たちはご先祖様を殺すんだよね』





雪兎「うん。きっといつかはそうなるね




いや、僕たち希明家の末裔として絶対に探し出して頸を斬る






僕たちのすることはこれしかない」



雪兎の方を見ると決意を固めた顔をしていた


だから私もそれに応えるように言った




『うん、そうだね


この印の意味も聞きたいし』









雪兎「あ!もうこんな時間だ」


外を見ると日が沈んでいる



『あー


私も任務あるかも』


雪兎は鬼殺隊員ではないから好きな時に鬼を狩りに行けるが私はそうもいかない



雪兎「今日は珠世さんのところに行くって言ってただろうが!」


と、言われるが私はそんな話聞いたことがない



『はあ!そんなの聞いたこともない!』






雪兎「ま、まあ任務は僕も行ってやるからさっさと終わらすぞ!!



遅れたら愈史郎に怒られる!!」



愈史郎に怒られると聞いて私は焦る


アイツ、結構怒ったら怖いの

特に、珠代さんが絡めばややこしい




『ゲッ


それは嫌だな』



私たちは急いで外へ出た

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作者名:ユメたん | 作成日時:2022年8月3日 13時

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