無口な少女のシェアハウス【歌/い/手】

5 ページ6

そらるside

このシェアハウスに新しい女の子が来た
マスクのせいで顔はわからないが目が死んでいるな

俺の番になったのでとりあえず精一杯の作り笑顔で挨拶する

「俺は一ノ瀬彼方。よろしk「みんなのお母さん！！」おい坂田」

坂田が途中で邪魔してきた
ああ..第一印象最悪じゃん..自己紹介が事故ショータイムだよ...
ちらっとまふのほうを見ると少し震えているのがわかる
何も言わずに肩に手をかけたらまふは少し落ち着いたそうで
「…相川真冬」
とちゃんと名乗れた

よろしくする気はないみたいだな

次はこの子か
まあ96の歌い手事情知ってるあたり同業者だと思っている
声で大抵わかる。歌い手は

と思っていたのも束の間

「この子は文月Aだよ〜仲良くしてあげてね〜」

と96が言ってしまった
お前が言っても意味なくないか…


いやでも自己紹介を他人に任せるってどういうことだよ
自分で言えよ

「...おい自分でしゃべろよ」

少し不機嫌そうになってしまった。怖がらせてはないか

Aを見ると少し震えている
なにか事情でもあるのか

『...よろしく』

小さな声がリビングに響いた

低くて落ち着く声

この声はどこかで聞いたことのあるような..

「じゃあ部屋案内するからついてきてね〜」

96がAを連れていったので

みんなに聞いてみる

「あの子の印象は」

「暗そう」

「生足綺麗だった！」

「仲良くできるか心配やわw」

「喋るの苦手なんかな〜?」

「できれば関わりたくない」

「同意見です」

...約1名を除いてみんな印象悪い..
初対面の子に生足とか..

まあ過ごしていくうちに仲良くなるだろ

そらるさんががんばって接着剤になるか←

そのあとみんなでだべりながら自室へ戻っていった

「今日もちさんの動画上がる日じゃね?」

「おーまじか楽しみ」

なんかドタバタ足音聞こえるけど多分96だ気にしない

今はみんなでもちさんの動画見るってスタンバってる

ちなみにこのシェアハウスの住人にもちさんを広めたのは俺だ

低くて落ち着くけどハイテンション。そんでもって実況は面白い

1番ハマってる実況者だ

96とよく遊んでるのに96に聞いても何も教えてくれないんだよなー
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
そらるさんsideむずい

文才がないのですみません

8→←4

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す