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宗「……それだけかね?」
『まぁ,そうですね』
逆にこれ以上に何かやることってあるんですか?と純粋な疑問を言葉にする
宗「…………その人形のように細い手足はどうやって維持をしているんだね?」
『え,細いですか?いたって普通だと思っていたのですが…』
み「Aちゃん,あんたは世の中では細い方やで」
『うぅん……よく解りませんけど私は特に特別な事は何もしてませんよ』
すると宗は考えるようにして手を口元に置いた
宗「特に何も特別なことをしてないでこの美しい容姿を?惹かれるような深紅の瞳にサラサラな黒髪……もし青白い肌をもっと血色良くして隈をなくせば僕のコレクションにも並ぶほどのものになr((」ブツブツ
『影片さん……あなたの所のリーダーがすごいぶつぶつ言い出したんですけど大丈夫ですか?』
み「たまにこうなることがあるから大丈夫やで」
その隣で宗が何を言っているのか詳しくわからないAと慣れた感じで話すみか
『……アイドル科って本当に変な…いえ個性的な人が多いですね』
み「やろ?おれもそう思うわ
あ,ところではじめてのプロデュースどうやった?」
その質問にAは固まり,3秒間考える
『………まぁ,考えてたものよりもいいものかな…と……』
み「せやろせやろ!もし良かったら,此れからもvalkyrieのプロデュースしてくれへん?」
『私が……ですか?』
み「あれ?嫌やったん?」
『そんな事なんて全然!ただまさか“此れから”を頼まれるとは思わなくて……あの2人ではなくこんな私に頼んでくださるので非常にうれしいです♪』
〈Aちゃんは自分が思うよりももっと価値のある素敵な人間よ♪“こんな”だなんて自分を下げないで頂戴〉
宗「マドモアゼルの言う通りだよ,自分の価値を知らずに自分を下に見るとはおこがましいにも程があるのだよ」
『あー…………すみません?』
ちょっと理解ができない雲類鷲Aちゃん
今までの環境のせいか自分を褒めてくれる人やいいところを言ってくれる人がいないせいでいつの間にか自分を無自覚で下げてしまっていたのだろう
『(自分の価値,か……)』
宗「さぁ,そろそろ練習に戻るのだよ!小娘,引き続きプロデュースを頼むのだよ!」
『えぇ,喜んで♪』
プロデュース科……意外と悪いところじゃないかもしれないな
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氷菜(プロフ) - もう。ほんとに…好きです。 (2022年6月28日 22時) (レス) @page45 id: 8b044b97dc (このIDを非表示/違反報告)
来夢(プロフ) - とっても読みたかった感じの作品で一気に読んでしまいました。無理のないように、更新頑張ってください。更新楽しみに待ってます。 (2022年6月7日 17時) (レス) @page3 id: ddf2d23ccd (このIDを非表示/違反報告)
珀琥(プロフ) - 一気に読める素敵な作品でした!こういうタイプの夢主ちゃんの小説読むのすごい好きです。更新大変かとは思いますが、頑張ってください!応援してます! (2022年5月23日 23時) (レス) @page34 id: 8db741d522 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雨曇り侑 | 作成日時:2022年4月18日 21時