３５＿ ページ6
、
この……声は……
「あ、Aちゃん！」
貴「何してんのよ〜もうww」
ああ……Aだ、
Aの声だ____________
顔をゆっくりと上げた
、
、
貴「……あ……」
そう声をもらして、驚いた様子の彼女
だんだんと顔を歪めて、罰の悪そうに俯く。
オレも気まずくてつい、顔を背けた。
日向とスズカという子はこの空気に首をかしげながら、教科書を拾い集めた。
拾い終わると女の子はペコッとお辞儀した。
「ありがとーございました！」
日「おお」
伊「気をつけてな」
なんども頭をペコペコさせる子の隣で俯いたままこっちを見ないA……
伊「……久しぶりだね、A。
元気にしてた？」
思い切って声をかけてみた。
少しビクッと肩を動かした。
「え、Aちゃんの知り合いなの？」
貴「…う、うん……」
……どうやら、この友達は今日仲良くなった子っぽい。
困り果てたように左腕を掴む彼女。
その様子をじっと見ながら、苦笑いをする。
ああ、やっぱ…ダメか……
、
、
、
貴「、、、あ、あのね
、、、私、俊兄のクラスになったよ、、、」
伊「、、、え、、、」
すると、急に耳を赤くさせ、友達に行こうと促して去ろうとするA。
ポカン…としばらくして、ハッと我にかえる。
伊「ま、待って！！！」
なんで、そんな報告をオレに…
そうして、パシッと逃げ去ろうとする彼女の手首を掴んだ。
貴「あ……」
、
、
制服が上げられた拍子に見えた手首……
そこには……見覚えのあるブレスレット＿＿＿＿
、
伊「……これ……」
学校には、つけていけないからって……
貴「〜〜〜っ放して！！/////」
バッと振りほどかれると、その目の前にあった顔は
真っ赤でオレの掴んだ部分をギュッと握って、
慌てるAの姿＿＿＿＿＿＿＿＿
そのまま走って逃げていった彼女を追いかけるように友達も走る。
オレはその後ろ姿を見ながら、
振りほどかれた手が動かないまま、
、
＿＿＿＿＿＿全身が熱くなった。
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原ちゃん(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/1/6/0/160f9e07e6bb7d27a1adc294db1a47ea.jpg 画像が横になってますが、どうぞ（＞＜。） (2015年8月23日 5時) (
レス) id: d447953f34 (このIDを非表示/違反報告)
ユズキん(プロフ) - 原ちゃんさん» マジっすか！？是非是非お願いします！＼(^o^)／ (2015年8月22日 12時) (レス) id: 2de14cd042 (このIDを非表示/違反報告)
原ちゃん(プロフ) - すいません!!岸南ちゃんを描いたのですが見てもらってもいいですか？ (2015年8月20日 19時) (レス) id: bda4dc33ac (このIDを非表示/違反報告)
まっすこん - なぜ、こんなに凄い作品が・・・←俊兄様ステキ過ぎます！ (2015年8月16日 18時) (レス) id: a34d7455f4 (このIDを非表示/違反報告)
えりちょん♪(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください！ (2015年4月14日 17時) (携帯から) (レス) id: fcc56a8c3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユズキん
| 作成日時：2014年4月4日 18時
