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12・1月*88 ページ9

支えてくれる人がそばにいるってどんなに幸せなことなのだろうか?

お姉ちゃんにはほんとにずーっとそばにいてくれる人がいたのだろうか?
今となってはわからない。不倫した理由も。ゴシップにでた理由すらわからない。

「なに考えてるんだよ?」

私の背中には千尋の体温が伝わる。
背中合わせも悪くないや。


『お姉ちゃんのこと。』

「考えても仕方ないだろ。」

『まぁね?ねぇ、もうすぐ。年が明けるね?』

「そーだな。」

『ねぇ、千尋は。今年一年よかった?』

今年は私が一緒に同居して。ストバスしたりいろんな事があった。絶対にあった。

だからこそ聞きたい。......私の事を含めた一年間はどんなんでよかったのか。


「まぁ、悪くなかったよ。」

『そう?』

「Aは?」

『よかった。千尋といられるのが一番の幸せ。』

「遠距離も悪くないけど直接いられるなんていいな。」

『そうだね。』

私は思わず笑ってしまう。
その時、壁にかけていた時計が0時を示していた。


『ねぇ。千尋。happynewyear。これからも宜しくね?』

「あぁ。もう新しい年度かよ。あいつらも成人式するんだろうな。」

...実渕先輩たちの事だろう。お世話になった先輩だ。

『ふふ、そうですね。時は早いです。』

「来年はお前だな。成人式。振り袖期待してる。」

『期待外れじゃあないといいけど?』

そういったら、千尋はクスッと笑ったのがわかった。

「大丈夫なにしても可愛いから。
......今年もよろしくなA。」

『うんっ。』

私は瞼を擦る。そろそろ、眠気がやばくなってきたのがわかった。耐えていたからだろう。

「A。」

千尋は優しく名前を呼んで私を千尋の方へ向かせて。ベッドに寝させてきた。
あまりにもビックリして身構えてしまう。

「身構えなくてもいいだろ。襲わねーよ。流石にな。そんなことしたくねぇよ。まだ。とにかく、おやすみ。」


『おや...すみ。なさ...い。』

すぐに意識はシャットダウンした_______


_黛side_

目の前ですやすや寝ているAの頭を撫でる。あいかわらず髪はさらさらしている。

目的はそれだけじゃあねぇけど。

リビングにいくとAのお父さんとお母さんがいる。

オレを感知したからかビックリしていた。

「あら、まだ寝てなかったの?Aは?」

「Aなら寝ました。それより。」

いうの。緊張するわこりゃ。
でも、いわなきゃな?

「_______Aの姉についてそろそろ教えてもらっていいですかね?」

1月*89→←12月*87



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設定タグ:同居生活 , 黛千尋 , 黒バス   
作品ジャンル:恋愛
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怜巫女 - 緑桜しぇくあさん» こんばんわ。お久しぶりです。 突然の更新ですみません......。 また、ストーリーを見たいといってくださって嬉しいです! ちょっとでもがんばろうとおもうのでよろしくお願いいたします! (2017年1月6日 1時) (レス) id: 5d56d42fa2 (このIDを非表示/違反報告)
怜巫女 - 未來さん» こんばんわ。お久しぶりです。 突然の更新で戸惑わせてしまって申し訳ないです。 ストーリーを見たいといってくださってほんとに嬉しいです。 コメントありがとうございました (2017年1月6日 1時) (レス) id: 5d56d42fa2 (このIDを非表示/違反報告)
緑桜しぇくあ(プロフ) - お久しぶりです!私はまたここのお話見たいです! (2017年1月5日 14時) (レス) id: 8d60de39c9 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - お久しぶりです!久々に更新されててえっ?と思いました笑私はまたストリーが見たいので進めて欲しいです! (2017年1月5日 0時) (レス) id: ebe3b2c702 (このIDを非表示/違反報告)
怜巫女 - 未來さん» ありがとうございます。どんなことがあっても完結させるつもりでちゃんといます。 楽しみにしてるといってくださってすごく安心できました。ほんとにありがとうございます。 (2016年8月24日 23時) (レス) id: 5d56d42fa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:怜巫女 | 作成日時:2016年8月22日 11時

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