306話 守って ページ27
A「あー。体痛い…。」
日向「ババア。」
相田「試合出てないのに何筋肉痛になってんだよ。」
A「さすがに秀徳の１年ルーキーとガチの1on1はきつかったわ…。」
木吉「決勝リーグかかってる試合があるのに1on1させるのなかなかだな。」
A「あいつらは別に大丈夫だろ。問題は俺ら、誠凛だろ？」
霧崎第一はおそらく誠凛に合わせに来ている。
秀徳戦は惨敗。１軍メンバーを出していなかった。
A「あー。悪い、先行っててくれ。」
伊月「？どうした？」
A「腹痛い。」
黒子「…。」
列を抜けて、少し暗めなところに来ると奴がいた。
A「久しぶりだな。クソオタマロ。」
花宮「やぁ、元気かい？」
A「てめぇのクズぶりは相変わらずみたいだな。」
花宮「あー。木吉？だって腹立つだろ、あぁいうやつ。」
A「は？ふざけんなよ。」
座ってるこいつの胸倉を掴むと、その上から手を被せられ、不敵な笑みで見つめられる。
花宮「虹村も赤司もいない新設校のマネージャーが相手校のキャプテンに手出したらどうなるんだろうなぁ？」
A「クッソ…！」
手を放して、思いっきり押し返すと「いってぇな…。」と小さく呟きながら服を整えた。
相変わらず本当にムカつくやつだな。
花宮「兄のために戦線離脱、帝光中学、キセキの世代をめちゃくちゃにした挙句アメリカに留学。キセキの世代をもとに戻したいとか言いながらマネージャーして勝手すぎんだろ。」
A「は？なんでそんな知ってんだよ。」
花宮「せいぜい気をつけろよ。誰も怪我しないようにな。」
A「おい待て花宮！！」
俺が呼んでいるのを無視して消えた花宮の後ろ姿を見ながら、さっきまであいつが座っていたベンチに腰掛けた。
首元につけているネックレスをギュッと握った。
A「修、もうこれ以上あいつのせいでバスケできなくなる人が増えてほしくない。守ってくれ…。」
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0tm3wy536pj2b4m(プロフ) - すごく感動や面白かったです続きが気になる (2019年10月24日 13時) (
レス) id: 3a834e2161 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪 | 作成日時：2019年8月29日 1時
