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天使11 ページ11

というわけで、2人がゲテモノ料理に苦しんでいる間に森から無事帰還しました!
ヨコハマ1可愛い男の娘嫁兼屋宵です!
今日はお友達に会いに行くの。
シブヤのお友達だよ。一郎には会うの久しぶりだったけど、その人には普通によく会ってるんだ。

相変わらず人も色も物もいっぱいでちょっと煩わしいけど、家にいるよりはぜーんぜんマシ。
慣れたように事務所へ向かい、いつも鍵が閉まってない扉を開ける。
なんか靴がいっぱいあるけどいいよね。


『乱数ー!』


「あー!ヨイだぁー!

この間ぶりだねぇ!

今日はどうしたの?」


「おや、これはこれは…

随分幼いオネーサンですねぇ、乱数」


「お、マジだな

てかこれ犯罪じゃねーか?」


乱数のお友達?
なんか頭良さそうな人と馬鹿そうな人がいる。
なんか面白そうだからいいや。


『この人たち乱数のお友達?

宵たちはちゃんと愛し合ってるんだから犯罪じゃないよ

ねぇ?乱数ー?』


「あはは、そうだねぇ」


「失礼ですが、今おいくつですか?」


『13』


「いやギリギリアウトだろ!?

乱数と11歳差!?」


「まあ、見た目だけなら学校の友人と言ってもききそうですもんね」


「あはは、2人ともひどーい」


乱数は僕のところに来るとネタバラシして2人を紹介してくれた。
どうやら新しいチームの仲間らしい。ポッセ?だって。


「今日はどうしたの?」


『新しい服が欲しいの

またGPS付けられてどっかのおじさんに売っちゃった』


「えーまたぁ?今回早くなぁい?

ボクの服も大切にして欲しいんだけどぉ」


「いやおじさんに売ったってとこにツッコめよ!?」


帝統が大声でツッこんできた。
そんなおかしいことかな。


「小生はGPSをつけられた、という点も引っかかっているでおじゃる」


『んー、要は可愛い子は大変ってことでおじゃるー』


帝統と幻太郎の間に座って2人の腕を抱き込めばすこし呆れた顔で見られた。


「もー、次は大切にしてねぇ?

これとかは?サイズ合わせるから一回着てみて」


『ありがとう!着てみる』


乱数から服を受け取っていざ着替えようと思ったら、すぐに帝統が大声を出した。うるさい。


「おいバカ!あっちで着替えてこいよ!」


『なんで?ここでいいよ』


「ダメだっつの!見たら俺らが犯罪者になんだろうが!?」


『男が男の着替え見て犯罪者ならみんな犯罪者だよ』


「だから男が女……は?」


「あー!

もしかして帝統勘違いしてたぁ?」





____宵は男だよ

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作者名:忌子の君 | 作成日時:2020年1月4日 5時

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