◇第９話◆ ページ10
綱手「うむ…ご苦労だったな」
ヤマトからの任務達成の報告に綱手は頷いた。
サクラ「…？」
サイ「“今回は”ナルトも大活躍でした」
ナルト「なっ、サイッ！それじゃまるで今までオレがあんまり活躍してなかったみたいじゃねェか！」
サイ「＾＾」
ナルト「笑うな！」
ヤマト「チームワークも順調で僕的には満足です」
綱手「そうか…それは申し分ないな」
綱手は目を細め、口元をほころばせる。
綱手「今日はもう戻っていいぞ。各自また明日の任務に備えて休め。以上だ」
ナルト「おう」
サクラ「…」
サクラは黙って綱手を見つめていた。
☆・.*。
『ねえ、ミナト…人を好きになるってどういうこと？』
温かな日差しが差し込んだ小さな部屋の中で、わたしはミナトに問いかけた。
『人を好きになること？A、好きな人ができたの？』
穏やかな表情でわたしの頭を撫でるミナト。
『うん…』
『そっか。そうだな…言葉で説明するのは難しいな…。じゃあ、Aはその人と一緒にいるとどんな気持ちになる？』
『うんとね…不思議な気持ちになるの』
『それは、“ドキドキ”してるってことかな？』
『ドキドキ？』
『その人のことを考えると、胸が苦しくならないかい？』
目の前で微笑むミナト。
『なるよ』
『それが“ドキドキ”。好きな人に抱く気持ちの現れで、Aはその人を意識してるってことなんだよ』
ミナトはわたしを嬉しそうな表情で眺める。
だけど、綺麗な青い目に微かに憂いがにじんでいるのが見えた。
☆・.*。
カブト「…サスケくん、まさかこれも作ってほしいだなんて言わないよね？」
差し出された薬の調合について記された数十枚
の資料を見下ろして、カブトは静かに眼鏡を押し上げた。
サスケ「…それ(薬の調合)はアンタの得意分野だろ」
カブト「確かにそうだけど、無茶を言わないでくれるかい？一体何日かかると思ってるんだ」
サスケ「さあな」
冷ややかな声で言ってサスケはカブトにさっさと背中を向ける。
カブト「…サスケくん。君は一体何を企んでいるんだい？」
サスケ「…」
彼の足が止まる。
サスケ「…お前には関係ない」
再びサスケは足を進め、闇の中へ消えた。
カブト「…まったく、本当に自己中心的だ」
カブトはため息をこぼしながら、嫌々ながらも資料に目を通した。
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ヒカリ - この小説すごく続きぐ気になります。頑張って下さい (2015年3月2日 18時) (
レス) id: afd4375f65 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» ありがとう^^ (2013年11月12日 6時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - もし、何か小説書いたら教えてください。私が最初の読者になりますよ＾＾ (2013年11月10日 20時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» 見ても何にもないですよ。それに時間の無駄ですよww (2013年11月10日 19時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - そうだったんですか・・・見て見たかったです＾＾ (2013年11月10日 18時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2013年9月22日 20時
