◇第6話◆ ページ7
サイ「ヤマト隊長、今日の任務は…」
ヤマト「ああ、さっき説明したけど、抜け忍を捕まえることだよ」
森の中で木の太い枝を蹴りながら進む一行。
サクラ「慎重に進んだ方がいいですね」
ナルト「…そうだな」
ナルトは唇を噛み、前へ進む足を早く動かした。
☆・.*。
『好きって気持ちは甘酸っぱいんだよ』
広がる一面の緑。
その上に咲く花。
Aは愛おしそうな表情で花を眺め、そっとそれを手に取った。
『甘酸っぱい…?』
首を傾げるオレに、にっこりと笑う。
『大切な人ができたら、ナルトにもきっとわかると思うよ』
大切な人。
九尾の力を秘めたオレを想う奴なんているわけない。
里の奴らはそれに怯えて、陰口を叩いたり、オレの存在を否定していたんだから。
そう呟くと、Aは目を丸くした後、オレを抱きしめて微笑んだ。
『里の人たちがナルトを嫌っていても、わたしはナルトが大好きだよ。だって一緒にいると嬉しいし、楽しいから』
あのときのオレは、目の前にいる女の子が自分にとって〝大切な人〟であることに気付いていなかった。
☆・.*。
大蛇丸「…おかえり、サスケくん」
出迎えた大蛇丸に対して無表情のサスケ。
サスケ「……………」
大蛇丸「私がわざわざ出迎えたことがそんなに珍しいかしら?」
サスケ「…………」
サスケは答えず、一瞥だけを与えて彼の隣をすり抜けるようにして通りすぎる。
大蛇丸「カブトが貴方を探していたわよ」
サスケ「……」
サスケは一瞬足を止めた後、再び洞窟の中へ戻って行った。
大蛇丸「…相変わらず、なにを考えているのかわからないわねェ…」
大蛇丸はため息をこぼしながら彼の背中を見送った。
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ヒカリ - この小説すごく続きぐ気になります。頑張って下さい (2015年3月2日 18時) (レス) id: afd4375f65 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» ありがとう^^ (2013年11月12日 6時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - もし、何か小説書いたら教えてください。私が最初の読者になりますよ^^ (2013年11月10日 20時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» 見ても何にもないですよ。それに時間の無駄ですよww (2013年11月10日 19時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - そうだったんですか・・・見て見たかったです^^ (2013年11月10日 18時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2013年9月22日 20時