◇第5話◆ ページ6
カツカツ……
仄暗い洞窟の中を歩く影。
コンコン
「………………………」
ノックした人物に対して返答はない。
カブト「……サスケくん、僕だよ」
「………………」
しんと沈黙が静かに流れていく。
ドアの向こうの部屋から物音一つしない。
カブト「……はぁ」
大蛇丸「サスケくんならさっき、外へ出て行ったわよ」
ため息をこぼしたカブトは背後からの声に振り返った。
カブト「大蛇丸様…」
大蛇丸「サスケくん、最近いつにまして強くなろうとしてるわ。なにかあったのかしら?」
カブト「いつにまして…?」
サスケは大蛇丸の指示に沿った修行を日課にしている。
もともと、アカデミーでナンバーワンを誇る彼には屈指の力を備えている。
そんな彼がさらに強くなろうとしていることに、大蛇丸は疑問を感じていた。
大蛇丸「単に、イタチへの復讐のためってわけには見えないのよね…」
カブト「…」
☆・.*。
ヤマト「じゃあ、任務に行くよ!」
サクラ「はい」
サイ「わかりました」
ナルト「……」
ヤマトとサイが歩き始めたとき、サクラはナルトに駆け寄った。
サクラ「ナルト…」
ナルト「…大丈夫だってばよ。…今は任務に集中しなきゃいけねェだろ」
サクラ「…」
サクラは哀しそうな表情でナルトの手を掴んだ。
ナルト「…?」
サクラ「…無理しないで。私やサイや、ヤマト隊長がいる…だから、一人で苦しまないで」
『他人に頼ることも大事だよ』
いつしかAも言っていた。
一人で悩みや哀しみを抱えることはダメだって……。
ナルト「…ありがとうってばよ、サクラちゃん」
ナルトは二カっと笑った。
疼く胸の痛みに必死に耐えながら……。
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ヒカリ - この小説すごく続きぐ気になります。頑張って下さい (2015年3月2日 18時) (レス) id: afd4375f65 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» ありがとう^^ (2013年11月12日 6時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - もし、何か小説書いたら教えてください。私が最初の読者になりますよ^^ (2013年11月10日 20時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» 見ても何にもないですよ。それに時間の無駄ですよww (2013年11月10日 19時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - そうだったんですか・・・見て見たかったです^^ (2013年11月10日 18時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2013年9月22日 20時