◇第１８話◆ ページ19
リー「疲れがすっかり取れましたね！」
銭湯の前にて、ナルトたちは集まっていた。
ネジ「リー、今日はありがとう。また誘ってくれると…う、嬉しいぞ…///」
キバ「あ、デレた！」
シカマル「めんどくせぇ。…けど、たまにはみんなで風呂に入るのもいいかもな…」
チョウジ「今度は焼肉食べに行こう！」
シノ「…なぜなら、楽しいからだ」
ナルト「じゃあ、解散しよーぜ」
ナルトの声で、それぞれ帰路につく。
リー「ナルトくん」
リーがナルトを呼び止めた。
ナルト「ん？」
リー「無理しないでくださいね。Aさんの件は…みんな同じですから。一人で抱え込まないでくださいね」
ナルト「──！」
胸に響く、温もりのこもった励ましの言葉。
──『一人で抱え込むのはダメだよ』
いつしか聞いた、愛しい彼女と同じ言葉。
ナルト「……」
ナルトは笑顔で頷いた。
ナルト「ありがとうだってばよ、ゲジマユ…」
リー「はい」
軽く会釈してリーも帰って行った。
一人残ったナルトは、夜空を見上げた。
A…。
オレは───
そのとき、
「ナルト───ッ！」
こちらに走ってくるサクラの姿が。
ナルト「サクラちゃん、どうしたんだ？」
サクラ「今すぐ、火影邸に来て！」
頭に？を浮かべているナルトに、サクラが張り詰めた声で告げた。
サクラ「Aは…まだ生きてるの…!!」
☆・.*。
ずっと前から、知ってた。
だけど、言えなかった───
だって───
これを言ったら、
伝えたら、
君は、遠く離れてしまうから…。
☆・.*。
デイダラ「サソリの旦那！見てくれよ！新しい芸術作品ができたんだ、うん！」
起爆粘土で作り上げた作品を、黙々と傀儡の修理をする相方に見せるデイダラ。
だが、サソリは振り替えない上、返事も返さない。
デイダラ「旦那、聞いてるか？うん…」
サソリ「……」
不意に、工具を持つ手が止まった。
サソリ「……………い」
デイダラ「うん？」
サソリは低い声で言葉を紡いだ。
サソリ「あの女が気に食わない」
デイダラ「女って…四尾の…？」
サソリ「…チッ。見ていてイライラするぜ。自己犠牲を繰り返して、偽善者ぶってるのが、ムカつく…」
デイダラは驚いた。
他人にあまり干渉しない彼が、顔に感情を表すほど、他人を語るのが珍しいからだ。
サソリ「……」
サソリはまた舌打ちした後、再び修理を再開する。
デイダラはなにも言わなかった。
.
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ヒカリ - この小説すごく続きぐ気になります。頑張って下さい (2015年3月2日 18時) (
レス) id: afd4375f65 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» ありがとう^^ (2013年11月12日 6時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - もし、何か小説書いたら教えてください。私が最初の読者になりますよ＾＾ (2013年11月10日 20時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» 見ても何にもないですよ。それに時間の無駄ですよww (2013年11月10日 19時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - そうだったんですか・・・見て見たかったです＾＾ (2013年11月10日 18時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルナ | 作成日時：2013年9月22日 20時
