◇第15話◆ ページ16
シズネ「綱手様、報告書です」
シズネが積み上げられた報告書の山にさらに報告書を重ねると、綱手は顔をしかめた。
綱手「なんでまた増やすんだ!」
シズネ「知りませんよ!大体、綱手様が早く片付けないからです!」
綱手「これでもちゃんとやっているっ」
ムッとする綱手にシズネはため息をついた。
シズネ「…はぁ」
綱手「…連絡はあったか?」
空気が張り詰める。
シズネ「…いえ、まだです。潜入先は暁のアジトですから…」
綱手「…あたしの勘が正しければ、暗部から連絡が戻ってくる可能性は確実にないだろう」
シズネ「……」
綱手「だが、奴らは引き受けた。…期待は少しぐらいしてもいいのかねぇ…」
シズネ「綱手様っ、そんな他人事みたいに…」
綱手「なにを今さら甘いことを言っている。忍の世界に同情はいらない。知らないわけではないだろう」
シズネ「……っ」
シズネは唇をかみ、うつむいた。
◇◇◇
『Aは優しいね』
愛しい体温。
朗らかな声。
……触れてみてわかる、人の優しさ。
『ミナトはどうしてそんなに私に構うの?』
ある日、たまらなくなって、ついそんな冷たいことを言ってしまった。
でも、それは本音の一部でもある。
だってミナトは優しくて強くて、四代目火影候補になるぐらいのすごい忍だから。
里のみんなに認めら、称賛の目を向けられている彼が、なぜ、"化け物"と罵られている私に構うのか、謎だった。
すると、頬を優しくつねられた。
『オレがAと仲よくなりたいからだよ』
『…化け物でも?』
ミナトはニコッと笑って、私の前髪を指ですいた。
『もちろん。それに、Aは化け物なんかじゃないよ。優しい女の子だよ』
◇◇◇
ナルト「ゲジマユ…その青痣、なんだってばよ」
湯船に浸かったナルトはリーの背中にできている生々しい青痣を見つけた。
リー「ああ、これですか?Aさんと特訓していて、やられました」
ナルト「Aに?」
ナルトは目を細めた。痣ができている皮膚の周りが青紫色に染まっている。
リー「特訓しましょうと誘ったら、『いいよ♪』と快く引き受けてくださいまして、笑顔で蹴られました」
ナルト「……そうか」
なんだか複雑な気持ちになり、ナルトは顔まで湯に浸かった。
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ヒカリ - この小説すごく続きぐ気になります。頑張って下さい (2015年3月2日 18時) (レス) id: afd4375f65 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» ありがとう^^ (2013年11月12日 6時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - もし、何か小説書いたら教えてください。私が最初の読者になりますよ^^ (2013年11月10日 20時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» 見ても何にもないですよ。それに時間の無駄ですよww (2013年11月10日 19時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - そうだったんですか・・・見て見たかったです^^ (2013年11月10日 18時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルナ | 作成日時:2013年9月22日 20時