検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:22,536 hit

◇プロローグ◆ ページ1

__『ねえ、ナルトはさ、人を好きになるってことはどんなことだと思う?』


桜の木の下で、あいつはオレにそう訊いた。


__『私はね、それはとても素敵なことだと思うんだぁ』


にこにこと笑いながらあいつは言って、イタズラっぽくオレの顔を覗き込む。


まっすぐオレを見つめるその瞳に吸い込まれそいになって、思わず目をそらした。


あいつ__Aはくすりと笑い、空を見上げて微笑んだ。


オレとAは九尾と四尾の人柱力。幼い頃、ひどい扱いを受けていたとき、互いに知り合った。


Aもまた、いじめられていたらしいが、里の人への悪口を言ったりはしなかった。憎しみさえないのだろう。


__『ナルト!』



不意に呼びかけられて顔を上げると、



__『好きだよ』



まぶしい笑顔でそう言った。



鼓動が乱れて頬が熱くなる。


ナルト「い、いきなりなんだってばよ!?///」


顔を真っ赤にしてうろたえるオレにAは首を傾げて、笑った。



__『えへへ、ナルト顔が真っ赤♪」



くすくすと楽しそうに笑うA。



しあわせな時間が長く続いていく。まるで夢のようで、このまま当たり前のように時間が過ぎていくのかと思っていた。



だけど、Aとの会話はそれが最後だった。


Aは、死んだ。


任務の途中、命を落としたらしい。


綱手のばあちゃんにそう告げられたとき、真っ黒な闇の底へ突き落とされたような感覚に襲われた。


同時にあふれんばかりの哀しみが、心に押し寄せてきた。



なあ、A。



オレってば、おまえに気持ち伝えてなかったよな?


オレ…おまえが好きだってばよ。



もう会えないのはわかってる。



だけど…オレは…。


.


.

◇第1話◆→


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (58 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
46人がお気に入り
設定タグ:NARUTO , ナルト , ルナ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ヒカリ - この小説すごく続きぐ気になります。頑張って下さい (2015年3月2日 18時) (レス) id: afd4375f65 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» ありがとう^^ (2013年11月12日 6時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - もし、何か小説書いたら教えてください。私が最初の読者になりますよ^^ (2013年11月10日 20時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)
おにぎりん - ラビさん» 見ても何にもないですよ。それに時間の無駄ですよww (2013年11月10日 19時) (レス) id: 4b255320f4 (このIDを非表示/違反報告)
ラビ(プロフ) - そうだったんですか・・・見て見たかったです^^ (2013年11月10日 18時) (レス) id: 18bffa24f1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルナ | 作成日時:2013年9月22日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。