【文スト】君が良ければ僕も良し！【江戸川乱歩】

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「はー、飲んだ飲んだァ。
そうだねェ、二次会でもしないかい？」


「良いですわね、せっかくですから寮でやりませんか？」


「……賛成」


与謝野先生の提案にナオミちゃん、鏡花ちゃんが賛同する中、どうしようかな、と考え口を開いた途端、携帯からの着信に気づいた。


ごめん、乱歩さんから電話、と三人に謝り通話ボタンを押す。


「もしもし？」


『あ、もしもしAちゃん？
飲み会どうー？』



「えっと、今一次会終わったところ。せっかくだから二次会もやろうかなって話なんだけど……」


『駄目。
早く帰ってきて、同居人で彼氏の僕が寂しい思いをしているよ』


あ、絶対これ不貞腐れてるな、と思うほどのわかりやすい声がスピーカーから響く。


「わかった。すぐ帰るから待っててね」



うん、と上機嫌な乱歩さんの声を最後に、通話を終了し、三人にごめんなさい、と謝る。


「乱歩さんが早く帰って来て、だって。
てことで、私先に帰るね」



「なァんだ、つまないね。
仕方ない、残りは妾らだけで飲むとするかね」



「そうですわね。それではAさん、また明日」


「ばいばい」



三人に手を振り寮に向かって歩き出す。





少し歩いた時、ふと背後に気配を感じた。

８→←６

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

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8

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