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神木様リクエスト 女の子の日 ページ30

現在、リビングのソファで横になりながら、貴和が帰ってくるのを待っている。

でも、玄関が開く音がしたから、もうそろそろ…。

「ただいま。大丈夫?」

『正直ムリね…。買い物ありがとう』

「いいよ。じゃあはい、薬飲んで。水取ってくるから』

いわゆる[女の子の日]。

動くのも辛い痛みなのに、薬が切れてしまっていたのだ。

ちょうど帰ってきていた貴和が気づき、薬局で買ってきてくれた。

起き上がって袋をあさると、薬と一緒にナプキン。

「はい、ぬるま湯にしたから」

『あ、ありがとう…。って貴和、これも買ってきてくれたの?ありがたいけど、周囲の目とか大丈夫だったかしら?』

「店員にそれとなく聞かれたけど、母親のってことにしたから、えらいねとは言われたかな」

まぁ、本人が気にしてないなら、いいのか?

ぬるま湯と一緒に薬を飲みこんでいると、体に毛布がかけられた。

そして貴和が渡してくれたのは、湯たんぽ。

それをお腹の上にのせると、次は紅茶。

香りからして、ジンジャーティー。

その名の通り、体を温める効果がある。

「ココアと迷ったけど、Aならこっちかなって」

そう言った後にも、夕食は何にした方がいいとか、他に必要な物とかをブツブツ呟いている…。

『なんだか、慣れてるのね』

「え?」

『ありがたいけど、そういうこと、誰から知ったのかしら。他の女にも、同じようにしてやってたんでしょ。この対処法も、他のヤツから教わったの』

いつもならスルー出来ることなのに、うまく感情が抑えられない。

人脈は貴和に必要なものだし、それを作るためには女とつるむことだってある。

分かってるし、普段はなんとも思わないのに…。

傷つけてしまってたら、どうしよう。

その時、ふわっと私の体が持ち上がり、次の瞬間には貴和の膝の上に横向きに座らされていた。

「ごめん、不安にさせたね。今日のは別に、他の人から教わったものじゃないよ。Aが生理痛ひどいって知ったときに、色々調べて勉強したんだ。こうやって看病したのも、Aが初めてだよ」

そう言いながら、湯たんぽとお腹の間に手をさしこみ、優しくなでてくれる。

「これからも他の人には、ここまで献身的に看病することなんてないよ。Aだからするんだ。そこは、安心していいよ」

その言葉が嬉しくて、頬にあたってる貴和の肩にすり寄った。

毛布に湯たんぽ、貴和の体温に意識がだんだん沈んでいく。

「ゆっくりお休み。オレだけのお姫様」

その2貴和side→←ランドセルの日(ある意味閲覧注意)キャラ崩壊覚悟 和典side



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きょっちー(プロフ) - 翡翠さん» リクエスト更新致しました!これからもぜひ、お気軽にリクエストしてください。ありがとうございました! (2020年6月23日 6時) (レス) id: 22142a784e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 早っ(笑) 了解です。ありがとう (2020年6月22日 21時) (レス) id: 724d0f98c3 (このIDを非表示/違反報告)
きょっちー(プロフ) - 翡翠さん» 了解しました!おそらくどちらも続編の方で更新となるので、連絡致しましたらそちらへ飛んでください。リクエストありがとうございました! (2020年6月22日 21時) (レス) id: 22142a784e (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 忙しい所すみまん。もう1つリクエストさせていただきます。優先順位はきょっちーさんの好きな方で宜しいのですが、清香ちゃんがぶりっこになって黒木君やkz メンバーを驚かせる、というのです。理由やきっかけはお任せします。すみません、宜しくお願い致します。 (2020年6月22日 21時) (レス) id: 724d0f98c3 (このIDを非表示/違反報告)
きょっちー(プロフ) - 翡翠さん» 了解しました!清香ちゃんのあることから、もしかしたら想像とは違ってしまうかもしれませんが、精一杯書かせていただきます! (2020年6月22日 13時) (レス) id: 22142a784e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きょっちー | 作成日時:2019年12月9日 14時

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