41話【さあ行こう。】 ページ47
〜NOside〜
と、ここで一つのチャクラが近付いてきた。
柱「!!なんぞこのチャクラ・・!」
猛スピードで近付いてくるチャクラに困惑するも、
マダラ「落ち着け柱間。姉上だ。」
とマダラは言い、落ち着かせる。
マダラの言った通り、そこには戌を模した面を被った女、マダラの姉・・・Aが岩に降り立った。
戦場でないのに面を被っているのか、とマダラはツッコミそうになったが、先程まで戦場だったことを思いだし、口を閉じる。
『無事か?』
瞬身で近付き、立っているマダラの肩に手をやる。
その声は不安と焦りが混じっていて、マダラは複雑な気持ちになった。
だがそのままでもいられないので、今までのことと、協定についてを全て話した。
『・・・そうか・・協定を組んだか。』
そう呟くと、Aは疲労の為座っているマダラを見下ろす。
と思いきや、いきなり右手でマダラの頭を鷲掴みにする。
柱「!?A、お主何を・・。」
『ちょーっと黙ってくれるかな?柱間。』
柱「は、はひっ!!」
表情は読めずとも、明らかに怒っていた。
距離を取っている柱間達でさえ恐怖に震え、怒りを向けられているマダラは、顔は髪のせいで見えなかったが、恐らく(というか絶対)失神寸前だろう。
『お前・・・自害寸前まで追い込むことはないだろ!いくら柱間の本気度を確かめようとしたからって!それに俺達に黙って柱間に決闘・・?負けんの分かってて挑むか普通!?奇跡にすがったんかコノヤロー!!
こんなに地形も変えやがって!分かってんのか!?地図師が大変だろうがマジで!!それにここら一帯俺も協力してやっと先日完成させたんだぞ!?それにな・・・!!!!!』
後半はほぼ愚痴であったが、それでも怖い。今なお説教されてるマダラに、扉間でさえ同情した。
心なしか頭を握る手にどんどん力がこもっているような気がした。
『・・・だ!!分かったか!?』
マダラ「分カリマシタ。」
マダラが壊れたぞおお!!と泣く柱間を横目に、Aはマダラに肩を貸す。
『とりあえず、この馬鹿と一緒に後日訪ねる。場所は後で伝えるから。』
と言い残し、瞬身で消えていった。
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猫宇森(プロフ) - 初めまして! 小説読ませてもらいました。とっても面白くて続きがとても気になります〜。これかえあもがんばってください 応援しています! (2015年1月31日 22時) (レス) id: eb7e86579a (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» そう?うちの学校はそれで話題だよ? (2015年1月10日 19時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» 実写化するの!?初めて知った・・・。 (2015年1月10日 18時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» 嬉しい! ナルト、実写になるって知ってるかな? そしたら詳しく教えてくれる? (2015年1月10日 16時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» ありがとう!!頑張っていくぜ!!もちろん覚えてるゾ! (2015年1月9日 16時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エレナ(メリケン) | 作成日時:2014年8月24日 23時