40話【下らないことが現実に。】 ページ46
〜NOside〜
この場にいる者は、一瞬何が起こったか分からなかった。
確か数瞬前では、柱間がクナイを自分に突き刺そうとしていた筈だ。
・・倒れていたマダラが柱間の手を止めていたのだ。
ﾏﾀﾞﾗ「もういい・・・お前の腑は・・見えた。」
そう言い、柱間のクナイを叩き落とした。
柱「マダラ・・・？」
ﾏﾀﾞﾗ「認めてやると言ってるんだ。もちろんうちはの頭領としてな。
我らうちは一族は千手一族と協定を結ぶことをこの場で誓おう。
これでいいか？」
柱「・・・マダラーーー！！！！」
余程嬉しかったのか、柱間は大粒の涙を流しながらマダラに抱きつく。
ﾏﾀﾞﾗ「ちょっ・・おま・・汚い！さっさと離れろ！鼻水まで垂らすな！・・ああああ俺の服で拭うなやめろおお！！！」
柱「ははっ！つい嬉しくての！」
未だに鼻水を垂らしながら、柱間は子供のように笑った。
扉「・・本当によいのか兄者？」
今まで見ていた扉間が、不意に暗い顔で問い掛けた。
扉「仮に協定を結んだとしても、それを拒む輩は必ずいる。恐らく千手一族も例外ではなくなる。それらが反乱を起こすとなったら・・！！」
マダラがおもむろに立ち上がり、扉間に近寄る。
ﾏﾀﾞﾗ「千手一族はそちらでどうにかしろ。だがうちは一族はそうさせない。
確かに不満を持つ奴はいるだろう。それを納得させるのは長の役目だ。
協定まで組んだのなら、最後までとことんやってやる。」
しかしと扉間は続けようとしたが、マダラの確かな意志が宿った黒い瞳に、その意見を折らざるを得なかった。
扉「・・そこまで言うなら、最後までしっかりやれ。」
そのまま顔を背け、その場にいた千手一族の者と何やら話をする。
柱「本当に協定か！いやぁ・・夢のようぞ！！子供の頃の空絵事が現実に・・マダラ！ありがとうの！！」
ﾏﾀﾞﾗ「いつまで言ってるんだよ・・・。」
ともかく、これで平和な未来が訪れるぞ、と柱間は笑った。
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猫宇森(プロフ) - 初めまして！ 小説読ませてもらいました。とっても面白くて続きがとても気になります〜。これかえあもがんばってください 応援しています！ (2015年1月31日 22時) (
レス) id: eb7e86579a (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» そう？うちの学校はそれで話題だよ？ (2015年1月10日 19時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» 実写化するの！？初めて知った・・・。 (2015年1月10日 18時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» 嬉しい！ ナルト、実写になるって知ってるかな？ そしたら詳しく教えてくれる？ (2015年1月10日 16時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» ありがとう！！頑張っていくぜ！！もちろん覚えてるゾ！ (2015年1月9日 16時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エレナ(メリケン) | 作成日時：2014年8月24日 23時
