39話【ていうか・・。】 ページ45
〜NOside〜
柱「どうすれば俺達を・・千手を信用してもらえる?」
柱間は思った。なんとかして親友を救わなければと。
マダラがここまで追い詰められてるとは知らなかった。協定までとはいかなくても、せめて少しでも信用してもらえば、平和に一歩近付くことができる。
そうすれば、親友も救うことができるのではないか・・・。
だがマダラは驚きの提案をする。
マダラ「腑を見せ合えるとすりゃ・・・。
今、弟を殺すか己が自害してみせろ。
どちらかをやってまで俺達と協定を結びたいかを証明してみせろ。
そうすりゃ・・お前等一族を信用してやる。」
扉「・・・ふざけるなっ!!」
マダラの言葉に全員が唖然とする中、一番に怒声を上げたのは扉間だった。
扉「言っていることが無茶苦茶だ!!
・・どうするんだ兄者!?この俺を殺すのか?それともこんな奴の戯言の為に死ぬのか?
馬鹿馬鹿しい・・耳を貸すな兄者!!」
柱間は扉間の言葉を聞きつつ、暫く考え・・・る訳でもなく、すんなりと決断した。
柱「ありがとうマダラ。お前はやっぱり情の深い奴だ。」
柱間は自身が身に付けていた鎧を脱ぎ捨て、クナイを取り出す。
扉「!あ、兄者・・・?」
柱「いいか扉間。俺の最後の言葉としてしっかり心に刻め。俺の命に代える言葉だ・・・一族の者も同様。
俺の死後決してマダラを殺すな。マダラの姉弟もだ。そして今後、うちはと千手は争うことを許さぬ。」
柱間は“まだ見ぬ未来”が平和であることを望んでいる。例えそれが自身のいない未来でも。
ーーマダラはきっと“平和な未来”を紡いでくれるーー
柱「皆の父とまだ見ぬ孫達に賭けて誓え。
さらばだ。」
それが柱間の最後の言葉となった。
一筋の涙を流し、そしてマダラに全てを賭け、心臓にクナイを走らせた。
40話【下らないことが現実に。】→←38話【っくそ・・・。】
99人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫宇森(プロフ) - 初めまして! 小説読ませてもらいました。とっても面白くて続きがとても気になります〜。これかえあもがんばってください 応援しています! (2015年1月31日 22時) (レス) id: eb7e86579a (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» そう?うちの学校はそれで話題だよ? (2015年1月10日 19時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» 実写化するの!?初めて知った・・・。 (2015年1月10日 18時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» 嬉しい! ナルト、実写になるって知ってるかな? そしたら詳しく教えてくれる? (2015年1月10日 16時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» ありがとう!!頑張っていくぜ!!もちろん覚えてるゾ! (2015年1月9日 16時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エレナ(メリケン) | 作成日時:2014年8月24日 23時