38話【っくそ・・・。】 ページ44
〜NOside〜
扉「マダラ・・終わりだ。」
扉間が刀を構え、今にもマダラの心臓に突き刺そうとする。
一日続いた戦いの末、マダラは初めて地面に背をつけた。
そう、うちはマダラは千手柱間に負けたのだ。
敗者は死ぬのが道理。それに則って、扉間はマダラを殺そうとした。
柱間「・・・待て扉間。」
だがそれを、柱間はやめるよう促す。
扉「なぜだ兄者！今がチャンスだろ・・・！？」
柱「手出しは許さん・・・！」
たった一言でこの威圧感。疲弊しているにも関わらず、殺意が衰えることなく輝いていた。
一番身近であっただろう扉間でさえも、思わず背筋が凍った。
ﾏﾀﾞﾗ「ふん・・いっそ一思いにやれ・・・柱間。
お前にやられるなら・・・本望だ。」
柱「かっこつけても無駄ぞ。長であるお前を殺せば・・お前を慕う若いうちはの者がまた暴れだす。」
ﾏﾀﾞﾗ「もうそんな芯のある奴はいねーよ・・・。」
柱「いや、必ずいる。
・・それに、イズナやAがいる。あいつらはお前が死んだと聞いたら確実に千手を潰しに来るぞ。」
その言葉に、マダラは視線を柱間から剃らし、空に向ける。
ﾏﾀﾞﾗ「そりゃあないな・・。姉上は平和を望んでいる。例え俺が死んだとしても、千手と喜んで手を組むだろうさ・・・。」
柱間は一瞬考える素振りをしたが、すぐに視線をマダラに戻す。
柱「また・・昔みてーに水切り出来ねーか？一緒に・・・。」
ﾏﾀﾞﾗ「・・・そりゃあ無理ってもんだぜ・・。俺とお前はもう同じじゃねぇ・・・。」
全てを投げ捨てたかのように、マダラは話し出す。
ﾏﾀﾞﾗ「今の俺は・・同じうちはの者からの信用も薄れ、戦いに明け暮れる独裁者・・・。
だからと言って、お前等となんか協定は組みたくねぇ・・・。
例えうちはから嫌われていたとしても、俺はうちはの頭領だ。決して媚を売ろうなんて考えねぇさ・・・。」
マダラの目には光がなく、それに気付いた柱間も悲しそうな表情をした。
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猫宇森(プロフ) - 初めまして！ 小説読ませてもらいました。とっても面白くて続きがとても気になります〜。これかえあもがんばってください 応援しています！ (2015年1月31日 22時) (
レス) id: eb7e86579a (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» そう？うちの学校はそれで話題だよ？ (2015年1月10日 19時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» 実写化するの！？初めて知った・・・。 (2015年1月10日 18時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» 嬉しい！ ナルト、実写になるって知ってるかな？ そしたら詳しく教えてくれる？ (2015年1月10日 16時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» ありがとう！！頑張っていくぜ！！もちろん覚えてるゾ！ (2015年1月9日 16時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：エレナ(メリケン) | 作成日時：2014年8月24日 23時
