33話【。。。っはは。】 ページ39
〜NOside〜
『・・いや無理無理無理。俺は完璧に失明してるんだぞ。移植しても完全によくなる保証がない。』
起き上がったAは首を全力で横に振る。
イズナ「姉さんの目は僕が貰うよ。で、僕の目は兄さんにやるよ。
そうすれば兄さんも姉さんも失明しなくて済むし、失敗する可能性が高いのは僕だけになる。」
にこやかに言うイズナに、今度はマダラが反論する。
マダラ「お前だけ危ない橋を渡らせるなんて俺が我慢ならん。」
イズナ「別にいいよ。姉さんがいなきゃ僕は死んでたし、兄さんがいなきゃ僕は強くなれなかった。
二人に恩返ししたい。あ、姉さんは僕達に嘘ついてた罰として強制的に移植だから。」
イズナの鬼畜スマイルを感じとったAは、思わず顔をしかめた。
その後も口論を続けていた三人だが・・・結局マダラとAが折れた。
Aは頭を乱暴に掻きながら、投げやりに言う。
『あ¨〜!分かったよ!やればいいんだろやれば!!
今に見てろ、俺が持つ最高の技術を駆使して絶対成功させてやる!!』
ドタドタと乱暴に歩いて、部屋を出ていくAに、二人は苦笑した。
マダラ「・・・イズナ。本当にいいのか?」
イズナ「いいんだよ。少しでも二人の役にたてればいいなって。」
マダラ「そうか・・・・。
・・・・・・・イズナ、すまない。」
イズナ「そういう暗くなる雰囲気なし!明るくいこうよ明るく!!」
マダラはフッと笑い、そのままイズナと他愛ない会話を続けていた。
十数分後、ヒカクに呼ばれてAの部屋へと足を運んだ。
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猫宇森(プロフ) - 初めまして! 小説読ませてもらいました。とっても面白くて続きがとても気になります〜。これかえあもがんばってください 応援しています! (2015年1月31日 22時) (レス) id: eb7e86579a (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» そう?うちの学校はそれで話題だよ? (2015年1月10日 19時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» 実写化するの!?初めて知った・・・。 (2015年1月10日 18時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
瑠乱(プロフ) - エレナさん» 嬉しい! ナルト、実写になるって知ってるかな? そしたら詳しく教えてくれる? (2015年1月10日 16時) (レス) id: 48efd80fb8 (このIDを非表示/違反報告)
エレナ(プロフ) - 瑠乱さん» ありがとう!!頑張っていくぜ!!もちろん覚えてるゾ! (2015年1月9日 16時) (レス) id: 7897fa9c83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:エレナ(メリケン) | 作成日時:2014年8月24日 23時