【おそ松さん】六つ子の兄に嫌われて、私を拾ってくれたのは幼馴染の天国の月でした【歌い手】

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四男 side

居間の隅に静かに座っていれば、ふと誰かが階段を降りてる気が…した


誰かなって思い返してみれば、自分とAしか今は家に居なかったから、Aだろうなって

どうしたんだろうと考えていれば微かに声がして耳を澄ませば、｢さて、リクエストにお応えしますか…｣って言う独り言が聞こえた

…晩飯作りに行ったのか


俺は暇だからAの後ろをついていった



1時間半後、出来たのか音が先程より小さくなった

｢いるんでしょ、一松兄さん｣

いきなり自分の名前を呼ばれて少し吃驚する

ってか…

一｢バレてたか…｣

｢バレてるもなにも、最初から気づいてたよ｣

一｢気づいてないフリしてたの、？｣

｢うん｣

真逆気付いてるとは思わなくて少し驚いたがまぁ、バレていても可笑しくないか

それよりも、唐揚げ食いてぇ…

｢……食べたい？｣

そう聞かれると心做しか自分の表情が反応を示していると感じた


｢1個だけなら、良いよ｣

そう言われれば遠慮無く唐揚げを1つ摘む

一｢うっま…｣

｢ほんと？良かった…｣

一言そう零せば、ふわりと微笑みを浮かべて此方を見るA

うん、可愛い()




その時







?｢お〜い、兄ちゃんのおかえりだぞ〜｣




俺の嫌いなあの人が帰ってきた









"おそ松兄さん"

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