23話 ページ25
『男装なら前の世界で普通にやってましたし、髪を切れと言われたら全然切りますよ。長いの鬱陶しいので』
武内「ならいいな。あとで入部届持ってくる」
『分かりました』
黄瀬「心強い仲間が入るっスね…」
と、隣のコートから猛ダッシュで森山さんが来る。
森山「何を考えているんだ!Aちゃんがここの練習についていけるだなんて思わない。いや、それはどうでもいい。なんてこと言うんだ!」
『はぁ…森山さんが過保護なだけです。私にだってここでやりたいことはあるんです』
森山「なら選手としてじゃなくても…」
『選手じゃなきゃ意味がないんです!!
』
森山「……」
征くんに言われた(命令された)ことをやるには選手でなきゃ意味がない。私としては森山さんの近くにいれるならマネージャーでもいいんだけど、言われたからにはやるしかない。
笠松「森山、咲楽の好きにさせてやれ」
森山「でも…!」
笠松「なんか事情がありそうな顔してるしな」
『笠松センパイ…』
笠松「選手として入る以上は、俺もうだうだしてられないしな」
『…でも、意識したらダメじゃないですか?』
笠松「その辺はどうにかする」
どうにかなるといいですね…w
『涼くんもっかいやろ!青峰の練習したい』
黄瀬「いいっスけど、放課後でもいいっスか?」
チラッと涼くんが時計を見る。どうやら終わりの時間らしい。
黄瀬「てか今思ったっスけど、咲楽っち制服…」
『…(・ω<) テヘペロ』
帰る時に動きやすい服買おう…
6人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:怜花 | 作成日時:2019年12月15日 7時