Episode of OTORI *6* ページ6
その翌朝。
A「ちょたー起きて!!」
いつものように起こしに行けば
長太郎「あ。おはよ」
A「え」
・
ちょたは既に起きていて、まさに着替え中だったので...
上半身が露出していた。
A「うわわわわっ!!ごめん!!」
慌てて扉を閉め、扉に背をつける。
A「起きてるなら言ってよ〜〜...」
廊下で嘆けば
長太郎『ごめんね。今日は早く行かなきゃいけなくて』
部屋の中からそんな返事が返ってくる。
A「前の日に教えて!」
長太郎『...うん、気を付ける』
・
思いきりガン見してしまった...。
テニスで鍛え上げられた体は、とても
昔とはもう違うのだと、思い知らされる。
気が弱く、私が守ってあげなきゃいけない弟では、もうない。
A「...ホント、あんなに体格良いとは思わなかった...」
思い出して熱くなる顔を手で覆い、私は階段を駆け下りた。
・
・
長太郎「...そう、もう昔の俺じゃないんだよ」
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らんなあ - とても面白かったです (2020年4月20日 16時) (レス) id: aab03e3535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:†ハヅキ† | 作成日時:2019年4月14日 14時