ガチ勢じゃないのに鬼殺隊になってしまった。【鬼滅の刃】

間奏長いのって辛いよね ページ19

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炭治郎は尊敬の目で見るがほか2人は青ざめた顔で落ち込んだ。
伊之助に関しては5年も縛り続けられるというのに絶望したのであろう。強さとはたくさんの時間も必要なのだ。


「まぁ、私も鬼を腕力だけで斬ってるわけじゃないよ。雷の呼吸を真似してるの」

「雷の呼吸か？」

「うん、善逸は足に力を入れてるけど私は腕に力を加えてるから斬れるの」


全集中の呼吸による一時のブーストを私は最初の訓練として千弦は覚えている。特に腕力などは意識せずとも出来るようにしているのだった。

そしてこれは千弦にも気付いていないのだが、千弦には手加減がないのである。

人は誰しもが無意識のリミッターを掛けており、手加減をしてしまうのだが、千弦にはそのリミッターが常時外れており、敵味方関係なく容赦なく力を入れる。

その容赦ない力が人間本来の力を発揮できるのである。

だから千弦はそこら辺の女の子よりも、男よりも力があり、鬼の頸を豆腐のように斬っていけたのだった。

その分...


「はぁ、疲れた・・・寝よ」

「あ、ごめんな千弦・・・任務終わりに邪魔してしまって」

「いいよ、炭治郎・・・代わりに禰豆子ちゃんのお隣借りるし」

「禰豆子ちゃんと添い寝とか羨ましい！？俺もお昼寝する！！」

「はぁ？俺らは今から機能回復訓練するんだろ？」

「うぅあぁあ！！！」


千弦は疲れやすいのであった。

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