ねーさんがヒモを連れてきた【呪術廻戦】

いとしのこ編 ページ27

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『＿＿＿＿は？蕾が消えた？？』







《ごめん伏黒の父ちゃん！！俺が目を離した隙に！！！》

『許さねぇ...』

《本当にごめん！！！！でも、呪霊の仕業じゃないぽいんだ！！抵抗した跡もあって、防犯カメラが伏黒を連れて行くワゴン車を写してたみたいで！！！》

『今すぐそのワゴン車の画像をこっちに送れ、お前の仕置は帰ってからだ』

《俺、俺...》

『グダグダ言ってる暇があるならありったけの情報を寄越せ！！！！全てが終わった後に充分殺してやっからよ！！！！』






ｸｿｯ



絶対に許さねぇからな、灰原...







「おぉ怖い怖い。男の八つ当たりは醜いねぇ」

『あ"ぁ"？』

「いやこれどう見てもお前の不始末だろ」

『アイツが蕾の傍にいないのが悪いだろう』

「...ほれ、コレ見てみ」

『？』







見せられたPCにはあのクソ野郎が送ってきた、蕾の誘拐された映像が写っていた。



そして、そこに映る怪しい人影が...









「お前なら見えるだろう禪院甚爾...コイツ、先月末にお前が壊滅させた呪術師の生き残りだ」

『...』

「そういえばその日、携帯を落としたとも言ってたよな」

『.....』

「報酬入ってすぐだったから買い替えはすぐだったが、落とした携帯...帰ってきてないよな？」







『..........』






よぉーし、あのクソ灰原...帰ったらデコピンの刑だ。覚えとけよ。








『行ってくる、恵を任せたぞ』

「へいへい」








「(津美紀ちゃんへは何も無しか、まぁコイツらしいか)」






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