＊ ページ19
「和と、こうやって一緒にいて
私と和のところに来てくれた赤ちゃんだから、守りたいって翔には伝えた・・・」
「・・・うん」
「和は、まだ疑ってるかもしれないけれど、
私が翔とあったのは、あの同窓会の日が分かれてから初めてで
この子の父親は和しかいないの」
途切れ途切れに話すAに
「ごめん、それはわかってる・・・
今朝のおれはどうかしてた・・・
夏川に、写真を見せられて、気が動転したんだ・・・
はぁ・・・
子供だよな・・・
俺の弱みを、まんまと夏川に突かれた・・・
普通に考えれば、当たり前のことが見えなくなってた」
「弱み？」
「あぁ。うん・・・」
そう・・・
俺の弱みは
翔ちゃんそのものだ・・・
「でも、それでも翔ちゃんはAに言っただろ？
本当は・・・」
俺はただすかのように
Aに聞いた
「・・・俺が父親じゃダメか？って」
「・・・
Aは何て答えたの？」
俺は、確信に迫った
「ムリ・・・って言った」
・・・
「そっか・・・」
一気に緊張していた糸がきれ
ふーっとため息がでた
「俺のこと何か言ってた？」
でも、
俺は、質問を繰り返した
それは、
もうこれ以上
真実を確かめるため
・・・
・・・
「嘘ばかりだって・・・
なのにどうして和のとこに行くんだって」
しばらくだまっていたAが口を開いた
・・・
「嘘ばかりか・・・」
Aを抱きしめながら、つぶやくように言う
それは。・・
すべてAを取られたくなくてついた嘘だったから・・・
「俺のこと信じられなくなった？」
・・・
Aは首を横に振った
「はは・・・いいよ、ムリしなくても
はぁ・・」
そう言って、ため息を一ついた
「さっきは俺がおまえを疑って
今度はおまえが俺を疑って・・・」
・・・
いい言葉が思い付かなくてだまりこんでしまう
「あのさ・・・翔ちゃんが言いたいのは、
たぶん、俺と美優とのことなんだけど
あのさ・・・」
真実を伝えようとしたとき
「ごめん・・・その話・・・今度でもいい？」
と言ったA
「今日はいろいろありすぎて、
聞ける状態じゃないかも・・・・
それよりも、今・・・こうやって抱きしめてもらいたい」
そう呟いた・・・
俺は・・・
そのまま、口をつぐんで、
そっと
抱きしめた・・
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紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» 爆 ( ・_・)ノΞ●~* (2019年6月12日 12時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» しょ・な・い（はぁと）爆 (2019年6月12日 12時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» あはは。あたしたちの関係ってw (2019年6月12日 10時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» くはwだめよw寝てない事バラしたらあたしたちの関係がばれちゃう（はぁと）w そしてシークレットもやっと読めた＼(^o^)／てか、寝たよ、うん、寝落ちたからねw大丈夫！紫姫に比べたら体調いいからw (2019年6月12日 9時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» え？和紀？ダメじゃん、こんなの読んでる場合じゃないでしょうが、寝てよ。昨日も寝てないじゃん。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月28日 22時
