＊ ページ22
週末、私は朝から夕方同窓会のことを含めて、
服を選び、髪もきちんとまいた。
別にそこまで力入れることはないはずなのに、久しぶりにクラスメイトと会うからか、気合も入ってしまう
お昼すぎ、和と一緒にランチをして。そのまま不動産屋に行く予定・・・
まぁ、それもあるんだけど。
和とランチも久しぶりでいいかな
和の会社は平日は本当忙しく、帰ってこれない時もある。
それに、休日も上司や後輩に突然呼び出されることもしばしばだ
本人いわく、人望が厚いとのことだけど
一緒になったら、大変そうだ
若かった時は、そんな彼にため息もでたもんだけど、
さすがに慣れてきたのか、それとも私自身が一人でも楽しめる技を身につけたのか、次第に平気になってきた。
でも、こうやってランチも兼ねてとなると、
少し心も華やぐ
少しだけ背伸びして、おしゃれなとこにしよう
そう思いながら、
以前から決めていた。今日のセットアップに合いそうなピアスを耳につけた
「よし」
まだ、履き慣れていないけれど、少し高めのヒールを履く
あぁ。どうしよう
今から夜まで・・・足痛くなるかなぁ
でも、この服だとこれが1番合ってるよなぁ
そう思いながらも、時間を見ると結構ギリギリな時間に迫ってきていたので
そのまま履いていたヒールで外にでた
電車に乗り、
少しおしゃれな街並みが見える駅で降りる
改札出たところで待ち合わせ
すでに和は来ていて駅の柱によりかかって、スマホを除いていた
「ごめん、待った？あれ？私遅かった？」
そういって、時間をみると、まだ約束の時間より5分ほど早かった
「いや・・・、さっきついたとこ・・・行く？」
そう行ってスマホを閉じ、それをお尻のポケットに入れた
「うん・・・行きたいお店あるんだけど、そこでランチでもいい」
「どうぞ」
「っていうかさ、和っていつもそうだよね」
「何が」
「ん？私の意見に従っちゃうってとこ」
「そう？まぁ時と場合によるんじゃない？どこでランチしようが、俺が決めるより、明らかに
Aが決めるほうがいいでしょうよ、いいの？俺が決めちゃったら、そこの富士そばになっちゃうよ」
「え・・・いや、富士そばも悪くはないんだけど」
そういうとフフンと笑った和
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1882人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凜(プロフ) - ああああ！！！！待って！今頃読んでいる私を許して下さい汗、そして、翔くんとニノのバチバチさが…んもぉ！すきっ！です！！！ (2018年8月29日 20時) (
レス) id: ea7207ff5a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - フミちゃんさん» ハラハラドキドキが最後まで続きますように、書いていけたらと思いますｗｗｗ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» わ〜、おひさしぶりです♪いつもありがとうございます、３人の心情の移り変わりを高校時代から綴ってるので、たまに混乱してしまうこともｗｗｗラストにむかって、がんばります。 (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 葵衣さん» いつもありがとうございます、おっと、今度はニノ担の翔くん派・・・いい感じです、書き手として最高です、これからもよろしくお願いします (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - keiさん» 続きは次の章へ（２回目）ｗｗｗいやぁダメだ、ビクビクしてる・・・ (2018年8月23日 22時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月24日 22時
