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第七話 ページ7

『ばいばい。』

最後の子に花を渡して、手を振る。
いつの間にか囲まれて。
ついつい踊ってしまった。
慣れないことをすると疲れるわね。

「なぁ。」

上から声がして見上げる。

金髪の男と黒髪の男。
そして。

『、、、ネコ?』
「はい、そうですが?」

2匹のネコ。

『ハッピーと同じで喋れるのね。』
「フロー、喋れるよー!」

手を伸ばして言うピンクの服を着たネコさん。

『そうね、喋れるわね?』

可愛くてつい微笑みながら撫でてあげる。
ニコニコとしてすごく可愛い。

「A・ティアラだろ?」

金髪の男が口を開く。

『えぇ。貴方達は?』

少し驚いた様に目を開いた金髪は少し笑って。

「スティングだよ。こっちがローグ。」
「僕はレクターです!」
「フローって言うのー!」

あぁ。
思い出した。
金髪と黒髪の魔道士。
セイバートゥースの、、、


『双竜、だったかしら?』
「そう。知ってんじゃん。」
『今思い出したのよ。』

そう言いながら立ち上がる。
セイバートゥース。
これから私達が倒すべき敵。

『で?何か用かしら。』

挑発する様に、彼をまっすぐに見る。
彼は少し笑って。

「別に?」

そう言った。
その時。

「A。」
『!グレイにジュビア、、、と?』
「リオン・バスティアだ。」
『初めまして。A・ティアラよ。』

グレイ、ジュビア、リオンがやって来た。

「あははっ、、、ちょーどいい。」

何が?
そうスティングに問いかける前に。
ぐいっ!

『ひゃっ、』

Chu...

『っ?スティング?!』

腕を惹かれ、頬にキスを落とされた。
そして。

「俺らが1位になったら、Aもらう。」

そう言った。

「あ"?ふざけたこと言ってんじゃ、、、」
『いいわよ?』
「A?!」

グレイのセリフを遮って言う。

『1位。なれるならなりなさい?』

ニヒルに笑って。
高らかに。

『フェアリーテイルを超えられるのならばねっ!』

そう言う。

『1位になるのは私達。
貴方達にはあげないわ。』

私は、宣言した。

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作者名:ヒヨコ | 作成日時:2014年4月20日 13時

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