双子の歌い手は何でも屋！_幕開けの準備編_

23.見知らぬ場所で…………じゃなかったです。……… ページ32

目が覚める
白い壁が目に入り光が差す窓に思わず目を背ける
ここはどこだろう…
全然知らない場所………………





じゃない!!!!!
ここ、僕のお店じゃん!?
なんで!?え!?

と、とりあえず落ち着こう。ヒッヒッフー
さて、状況整理をしよう。
空飛達と潜入した中村邸には誘拐した人物永遠さんがいた。
そこで翔太さんの居場所を聞き出そうとするも失敗。警備員に捕まえられ僕は…

頭を殴られたのか
通りで頭がガンガンと痛いわけだ。記憶もおぼろげなのはそのせいでもあるだろう
とりあえず起きるか…

「ｳｯ…」
頭が痛い。やっぱり駄目か…
ところで皆はどこにいったのだろう。
手当たり次第にタッチパネル式の携帯を探す
「あ、あった。えーと、とりあえず空飛に送ればいいか」
某通話アプリで空飛にメッセージを送る
『今どこ』
簡潔にそうかいた
すると一分もたたずにメッセージが返される
『起きたのか!!どこにいる!?』
は？どこにいる？いや、家だろ。
『ごめん。俺らが家に寝かしてたんだな。忘れてた』
こいつ、頭大丈夫か…？大学いってるくせに
『それはいいから。どこにいんの』
『紫音さんとこ。夏目さんも一緒だよ』
あ、なんだ。紫音とこか。頭痛いから外には行けないけど話に入るぐらいならいいでしょ
そう思った僕は通話アプリで通話をはじめた。
もちろんかける先は

『伊東紫音』

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