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澄んだ青に輝く宝石を。/*夢華* ページ2

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「見事にどんより…。」

「てかさっむ!」



11月17日、鉄朗の25回目の誕生日にやって来たのは私達が付き合って初めてのデートで行った砂浜。

本当は一流ホテルのレストランにでも行こうかなって思ってたのに鉄朗が砂浜に行きたいなんて言い出して、行ってみればまさかのどんより。当然鉛色の空と同じ色をした海なんか見てもつまらないもので。



「ねえ鉄朗違うとこいこーよ」

「もーちょっと待て。」



絶対晴れる、気がするから。なんて曖昧なことを言ってその場にしゃがむ鉄朗。一応の確認で天気予報を見てみたけど残念ながら晴れるどころか一時間後には降水確率80パーセント、さらには雷ときた。

まだ雲模様のうちにどこかに入らないとずぶ濡れにになって二人とも風邪を引く最悪のパターンに…。



「鉄朗、明日仕事でしょ〜」

「めちゃくちゃ大事な会議ある。」



なら尚更。初めてデートした時に見た澄んだ青をした海を見たかったんだろうけど今日は諦めるしか。

あんなに綺麗な海を見たのは初めてだったしあれからもう8年も経つし見たいのは分かるんだけど…。





「でも、どうしても。」




ーーポツ、ポツ。ほら、雨が降ってきた

澄んだ青に輝く宝石を。→←この作品の説明



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ru:c - 私の憧れ兼大好きな作者様が揃ってて、発狂しかけました← 一日遅れたけど、黒尾さん誕生日おめでとう。 皆さんこれからもがんばってください!!!! (2016年11月18日 22時) (レス) id: 202298c49d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒尾生誕祭2016 x他3人 | 作者ホームページ:https://  
作成日時:2016年11月17日 18時

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