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目を見開く花宮真。
全く、面白いなぁ。
「……アンタ、何モンだよ?」
『知りたい?』
そう挑発的に問えば何を悟ったのか、頷く花宮真。
『私、異世界から来たんだよねー』
「…………証拠は?」
驚きもせずに聞き返してくる花宮真。
凄いなぁ、彼は。
証拠さえあればなんでも信じるんだね。
『“もしもここにチョコがあったら”』
瞬時に私の手に現れるチョコレート。
彼の好きなもの。
『どう?信じてくれた?』
チョコを彼の手に握らせる。
納得がいったのか、独特な笑みを溢して言った。
「ふはっ面白れぇな。信じてやるよ」
上から目線とはね。
彼の隣に座って、本を開いた。
気になったのか、彼も覗き混む。
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進撃のいちご(プロフ) - 無気力系脱力猫さん» あまり曲にそってしまうと、それは著作権の侵害になってしまうので、あくまで“妄想税風”という作品になっております。 (2015年4月10日 19時) (レス) id: bbe20826a6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力系脱力猫 - 妄想税の小説でいいの?面白いけど、題名からしたものがわかんなかったナリ (2015年4月10日 15時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)
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