検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:36,096 hit

23 ページ23

帰り道、ふと立ち寄った本屋。




隅の、誰も見ないようなところに、

《たとえばの話》

という題名の本があった。





ラスト一冊……なのか、はたまた 一 冊 し か な か っ た の か 。





その本を手に取り、レジへ持っていく。





店員も、本に見覚えがないのか、首を傾げていた。






『……花宮くん?』

「え?」






近くの公園で読もうと思い、来たのだが。




ベンチに花宮真が居た。







「なんで俺のこと知ってるんですか?」




ニコッと笑って聞いてくる花宮真。

部活はなかったのか?
何故ここに来たのか?




「あの?」

『いやね、君のことはよく知ってるよ。
 自分を隠そうとする人のことは知りたくなるんだ』




こちらも笑い返せば目付きを鋭くさせた。



面白いね。






「……俺がアンタを知らないってのが気にくわねぇ」





周囲に誰もいないことは気が付いていた。



花宮真も素を見せた。






『私はA。誠凛、だよ?』

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (44 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:黒バス , 赤司征十郎 , 妄想税
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

進撃のいちご(プロフ) - 無気力系脱力猫さん» あまり曲にそってしまうと、それは著作権の侵害になってしまうので、あくまで“妄想税風”という作品になっております。 (2015年4月10日 19時) (レス) id: bbe20826a6 (このIDを非表示/違反報告)
無気力系脱力猫 - 妄想税の小説でいいの?面白いけど、題名からしたものがわかんなかったナリ (2015年4月10日 15時) (レス) id: c440255398 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:進撃のいちご | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年2月23日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。