神の気まぐれで突如現れたキャラ持ちの違う俺達 3nd

９３話続きの続きの続き(weather更新)(一旦くぎる！めっちゃ長ぇよコレw次からテキトーに各季節のお気に入りシーンをピックアップするわ。ぜってーこのペースで行くと続編行きそうで怖い) ページ16

続きの続きの続き
✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - -

高い声が跳ねるように歌い上げたと思ったら、低い声がそれを受けて綺麗にハモって流れていく。

折り重なる歌声に、感情を動かされるみたい。

背筋がぞくぞくする 胸がどきどきしてきた

決して混ざり合わないのに溶けあっている

人が集まれば、こんな綺麗な声が出せるんだ

なんて曲なんだろう。切なくて、だけどなんだか勇気づけられるような歌詞

開いてた窓から風が吹いて、西日に染められたカーテンがぶわっと膨れた

そのときアタシには、小さな音楽室が生きているように思えた』＞

ＮＯ side 終わり

灰崎side

やっぱり、リョータや演劇部のヤツらはすげぇ、特にリョータなんてほぼプロ顔負けだ

たとえ、どんなに近付こうとしても、リョータは自分のペースで前に進んで行くと思う

でも、どんなに進んでもきっと隣に立とうと思っている人は少ない

だから、せめてオレがリョータの隣に立ってやれたならってホント思う。

でも、今のままじゃダメだ。せめてアイツがオレを頼ってくれることを願って見守り続けるしか今はなくても、アイツが背負っているものを少しでも軽くしてあげれたらな…

灰崎『ホント、アイツには勝てねぇわ…』

赤司「……。」

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