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6,バケモノ ページ8

「・・・・・・!? 」

俺と兄貴以外の全員が驚いている。あの、火神くんでさえ。


「バ・・・・・・バケモノ? 」

リコ先輩が口を開いた。

「何で、バケモノなんだ? 」

メガネの先輩が続く。そこで俺は初めて、みんなが何で驚いていたのかを理解した。

「何でって・・・・・・何でも、ですよ?」

俺は笑顔を崩さずそう言った。全員が、兄貴でさえも、その笑顔を見て何も言えなくなってしまった。
もしかして、またうまく笑えていないのでは、と思った。そんな考えはすぐに捨てたが、みんなの硬直具合が気になった。その間、少しの沈黙が体育館を覆った

「__、____A! 今はもう、中学校じゃ無いんですよ!」

そして、ハッとした。ここは帝光じゃない・・・・・・ここは、中学じゃない。だから、誰も俺を____。

「テツ、ごめんありがと。・・・・・・皆さん、すいませんでした。でも、身体を視るのは服越しでお願いします。」
「ん・・・・・・分かったわ。でも約束通り、服越しで、なおかつ数値が火神君以上だったらね。」

リコ先輩は、俺のよく分からない条件を飲んでくれた。

「ありがとう・・・・・・ございます。」

リコ先輩・・・・・・いや、カントクに向かって、そう言った。



「なあ、黒子。あいつ・・・・・・奥川、中学ん時なんかあったのか? お前知ってるっぽいけど。」

そんな中、降旗は黒子に声をかけていた。

「降旗君・・・・・・でしたか? それに、河原君に福田君も。その事については、Aが話す気になるまで、待ってくれませんか? ボクが言ってはだめなんです。Aが話す前に言っては。」

兄貴は、とても悲しそうな顔をしていた

「・・・・・・?」

3人は不思議そうに、目を合わせた。



4人が話している時、カントクが俺の数値を読み取っていた。しばらく俺のことを見ていたカントクは目を見開き、冷や汗を流した。

「そ、そんなバカな・・・・・・でも、約束だものね。これ以上は視ない。」
「な!? 」

俺と兄貴は安堵の表情を浮かべ、カントクを除く全員が、そのカントクの言葉に驚いていた。

「ウソだろ、オレがコイツに負けたって言うのか! そんなこと、あるわけないだろ……。」

火神は小さく、しかし明らかに動揺している声で呟いていた。

7,マジバにて→←5,先輩も含めて、ちょっと驚きすぎだと思う。そのに



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設定タグ:黒バス , 黒子の妹 , 誠凛   
作品ジャンル:アニメ
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和美♪(わみ) - いえいえ!!大丈夫です!…はい!! (2015年7月30日 11時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
あるな。(プロフ) - 和美♪(わみ)さん» 応援ありがとうございます!ほんと遅くてすいません……頑張ります!! (2015年7月25日 17時) (レス) id: b2aa7facf7 (このIDを非表示/違反報告)
和美♪(わみ) - いえいえ!いえ、はい。いえいえ!頑張って下さい。応援してます (2015年7月24日 12時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
あるな。(プロフ) - 和美♪(わみ)さん» 返信遅れました!ありがとうございます、頑張ります。更新遅くてすいません… (2015年2月17日 8時) (レス) id: 70dba32ea5 (このIDを非表示/違反報告)
和美♪(わみ) - 初めまして、続き頑張って下さい! (2014年12月29日 11時) (レス) id: 42349656ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あるな。 | 作成日時:2013年10月13日 23時

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