4,先輩も含めて、ちょっと驚きすぎだと思う。 ページ6
ちなみに兄貴は前から、俺は後ろから声をかけた。
「・・・・・・きゃぁぁあああ!? 」
「うわぁ何? ・・・・・・うおっっっ!? ダレ? 」
リコ先輩とメガネの先輩が驚いていた。
「いつからいたの!? 」
リコ先輩が言った。最初から居た事に、気づいてなかったようだった。
「最初からいました。」
「ウソォ!!?」
本当に、気づいてなかったようだ。
「・・・・・・え? じゃあつまりコイツが!? 『キセキの世代』の!? 」
兄貴のことを先に指摘されて、少しだけ気に食わない。だが、その場にいる全員が俺をスルーしていた。元帝光中バスケ部員。この話題で持ちきりだ。
「まさかレギュラーじゃ・・・・・・」
「それはねーだろ。ねぇ黒子君に、奥川・・・・・・君? 」
メガネの先輩にそう言われ、俺が男だと思われていることを自覚した。確かに女子にしては背は大きいかもしれない、少し悲しい。
「・・・・・・? 試合にはでてましたけど・・・・・・。」
そしてこの状況で普通に答える兄貴に、なぜかイライラしてしまっている。冷静野郎め、くそう。
「だよなー・・・・・・うん? 」
「え? ・・・・・・え!? 」
兄貴がそう返事をした後、この場にいるほとんど全員が目を見開き、たくさんの大きな声が体育館に響いた。
「ちょっ・・・・・・奥川君は!?」
急にリコ先輩に話題をふられ、ボーっとしていた俺は、マヌケな声を出してしまった。
「はえ、俺?」
急だったので少し戸惑ったが、とりあえず会話を途切れさせたらいけないと思い言葉を続けた。
「ていうか俺、中学ではバスケ部じゃないんで・・・・・・あ、でも前の部活では、俺中心でバンバン試合出てましたよ? 」
「え”え”え”〜〜!?」
またまた、たくさんの大きな声が、体育館に響いた。
5,先輩も含めて、ちょっと驚きすぎだと思う。そのに→←3,個々の能力。
145人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
【黒バス】完璧な仮面をつける少女
【黒バス】キスよりもーっと上の事...する?((ニヤッ【キセキの世代】
もっと見る
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和美♪(わみ) - いえいえ!!大丈夫です!…はい!! (2015年7月30日 11時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
あるな。(プロフ) - 和美♪(わみ)さん» 応援ありがとうございます!ほんと遅くてすいません……頑張ります!! (2015年7月25日 17時) (レス) id: b2aa7facf7 (このIDを非表示/違反報告)
和美♪(わみ) - いえいえ!いえ、はい。いえいえ!頑張って下さい。応援してます (2015年7月24日 12時) (レス) id: 56b9cb16b3 (このIDを非表示/違反報告)
あるな。(プロフ) - 和美♪(わみ)さん» 返信遅れました!ありがとうございます、頑張ります。更新遅くてすいません… (2015年2月17日 8時) (レス) id: 70dba32ea5 (このIDを非表示/違反報告)
和美♪(わみ) - 初めまして、続き頑張って下さい! (2014年12月29日 11時) (レス) id: 42349656ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あるな。 | 作成日時:2013年10月13日 23時