今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:13,470 hit
小｜中｜大
14. ページ14
「…あ、朝までって、そんな、急に…」
彼の腕から抜けようとしたが、がっちりと抱かれていて、抜け出すことは不可能だった。
「だめか？」
朝までいるってことは、つまり、ここに泊まるということで。
本来なら、ここは断るべきところなんだろうけれど。…そんな風に言われて、今のこの状況だと…断れなくて。
私は返事の代わりに、彼の腕をぎゅ、と軽く掴んだ。
彼はそんな私を見て、くす、と笑う。
「うんっ、ありがとな！…え〜っと、じゃあ…おれちょっと家帰っていい？着替えとか…あとなんか色々買ってくるよ、酒とか？」
「わかった。じゃあちょっと部屋片付けておくね。あと、なんか食べるものが欲しいな、今全然食料がないから…」
「了解！なんか適当に買ってくるよ、じゃ、行ってくるな〜！」
レオはそういうと、ひらひらと手を振って部屋を出た。
私は鍵を閉めると、よし、と呟き、部屋の片付けに取り掛かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 71人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
マリー(プロフ) - ただ一言と言っておいてまた来ました。とすごく気になるストーリーです。頑張ってください！ (2017年9月14日 23時) (
レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
マリー(プロフ) - ただ一言！応援してます！ (2017年9月4日 21時) (レス) id: 5afa144aee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：睦月
| 作成日時：2017年9月2日 1時
