人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです(４)【黒子のバスケ】

森「第五十三話だよ」笠「お前いつからボケになった」黄「いつかは分かんないですけど､闇の力によって…」笠「アイツと同じタイプか」←『黄瀬ッチ､オカシイ』黄「もうやめます」← ページ4

─黄瀬side─

ピエロが景品を準備している間､Aっちはそのピエロを見つめていた…というか､睨んでいた｡

やっぱ､嫌なのかな…?

黄「Aっち…今日､無理させちゃったっスか…?」

『…何デ?』

黄「いや､ピエロ睨んでるから…」

『小サクテッテ､言ワレタ』

あ､そっちか←

キレなかったし､本人なりに抑え込んだんだ｡

☆「景品は無料券となりま〜す!!このサーカスの屋台なら､何でも無料となります!!」

黄「あ､ありがとうございます」

☆「ところで…」

黄「はい?」

☆「そちらのお嬢さんが持っている文化人形､見せてもらってもよろしいでしょうか?」

なんスかね…

このピエロ､さっきっからAっちに関わろうとしてる気がする｡


ふるふる｡


黄「嫌みたいです｡諦めてもらっていいスか?」

☆「…そうですね｡失礼しました」

Aっちが服の裾を軽く引っ張ってくる｡

「早く行こう」と言いたげだった｡

☆「では､引き続きお楽しみ下さい」

まさかとは思うけど､ここってAっちが昔いたサーカス…?

だとしたら､余計なことしちゃったかも…

早「第五十四話だーっ!!」虹「お､久し振りだな」『虹村センパーイ…♪』笠「…え」←黄「虹村先輩になついてるんスよねー」笠「俺もあんな風に甘えられたい」←小「頑張ればなついてくれるんじゃないか?」笠「俺頑張る」←黄「…あれ､どうやってツッコミ入れるんだっけ」←→←笠「第五十二話だ」『マイウ棒､新シイ味､発売シナイカナー』黄「まあ､たくさんあってもコンプリートはできちゃうっスもんね」森「あ､アメならあるけど…」『チョーダイ』森「…お手」『ワンッ』←黄「かわいい」←笠「頼むボケやめてくれ」←

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