人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです【黒子のバスケ】

黄「番外編の続きっス!!俺､萌え死しそうでヤバいっス!!」黒「それはみんなです」青「いや一緒にすんな」紫「そーだそーだー」緑「俺たちは違うのだよ」桃「でも､ほんとは?」青「かわいくねぇとこはねぇ…」紫「かわいー」緑「萌え死してしまうのだよ!!」黄「仲間が一人増えたっス!!」 ページ36

─黄瀬side─

緑「おは朝では水瓶座の順位が最下位
自分に不思議な変化が起きてしまうと
言っていたのだよ」

黄「…Aっち､水瓶座っスか?」


こくり｡


おは朝すげーな←

ていうか､緑間っちもすげーっスよ｡

赤「ラッキーアイテムは何だ?」

緑「確か…」

桃「王子様のキス!!」

緑「今言おうとしたのだよ!!」

王子様のキス､か…





・





・





・





・





・





王子様のキス!?←

桃「少し見たんだよね､おは朝｡ちょっとビックリして､それだけ覚えてた!!」

黄「王子様って…」


こてん｡


何それ､と言うようにAっちが首をかしげる｡

これもう､諦めるしかないっスよね｡

紫「明日には戻ってるんじゃない?」

赤「そうだな…A､今日だけ我慢するしかない」


ぷい｡


赤「え」←

黄「Aっち｡今日は我慢しよ?」


こくり｡


赤「Σ(￣ロ￣lll)」←

＊＊

そして､いつもの二人きりの帰り道

Aっちはまだ猫耳を気にしていた｡

黄「そんなに気にしなくても大丈夫っスよ」

あ「……」

…気にしちゃうか｡

でも､王子様のキスなんて…ねぇ?

もう俺が王子様になりたいっスよ…

黄「…Aっち」


…こてん｡


立ち止まった俺に振り向き､首をかしげている｡

黄「俺は…Aっちの王子様になれないっスか…?」


……｡


何の反応もしないAっちと距離を縮める｡

黄「…おでこでいい､スから…キスしても
いいっスか…?」


…こくり｡


Aっちの前髪を上げ､ちゅっとおでこに
キスをする｡

そして､Aっちのフードを外した｡

黄「え…ちょ､待っ…Aっち…」


こてん｡


黄「猫耳､消えた…っスよ…」

あ「…!!」

これは､俺…期待してもいいんスかね…?

黄「Aっち｡今のキスは､俺らだけの秘密にしよ…?」


…こくり｡


ほんの一瞬だけ

Aっちが､嬉しそうに微笑んでるように見えた｡

黒「猫耳消えてよかったですね」

『ニャー』

あ「…!?」

全-あ「えっ?」←

黒「第三十四話です」あ「くしゅんっ…」黄「今のくしゃみっスか?くしゃみっスよね!!かわいいくしゃみっスよ!!」あ「くしゅっ…くしゅんっ…」黒「大丈夫ですか?」『ダイジョ…』あ「くしゅんっ!」黄「ぐはっ//」←→←桃「番外編っ!!」あ「…にゃー…」黄「子猫っスよ!!子猫!!めっちゃかわいいっスよ!!」あ「にゃー」黄「ほら!!」青「分かったから落ち着け」黄「落ち着いてなんかいられないっス!!」あ「……」黄「落ち着くからそんな冷たい目で見ないでほしいっス…」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す