人形少女は黄瀬涼太に好かれているようです【黒子のバスケ】

『第二十話ダヨ!!』黄「そろそろハトのネタから離れたいっス」『モウ､諦メタ』黄「え?諦めちゃったんスか?」『ソノウチ､帰ッテ､来ル』黒「それ､赤司くんと桃井さんには教えない方がいいですよね」黄「つか､赤司っちと桃っちはどこに行ったんスか?」黒「ハト追いかけてどこか行きました」黄「え」← ページ21

─黄瀬side─

黄「あ､このぬいぐるみなら…」

かわいらしいクマのぬいぐるみ

ちょっと大きくて取れるかどうかは分からないけど､喜んでくれるかも｡

黒「取れるんですか?」

青「無理だろ」

黄「何でそーゆーこと言うんスか､もう」

そう言って､クレーンゲームに挑戦

もちろん､

黄「あ…」←

失敗っス

黒「そこの､首らへん狙ってみて下さい」

青「俺､あっちのゲームしてくるわ」

青峰っち自由すぎないスか!?

少しくらい応援してくれてもいいじゃないっスか!!

黄「…あ､惜しい」

黒「それ､もう少しで取れると思いますよ」

で､もう一回挑戦してみたら､

黄「取れちゃったっスよ」←

三回で取れたっスよ!!

今日は運がよかったんスね!!


くいくい｡


黄「え?」

服の裾を引っ張られた｡

この力加減は､あの天使っスね｡

黄「Aっち､プリクラ撮り終わったんスか?」


こくり｡


見て見て､と言うように､プリクラで撮った
写真を見せてくれた｡

相変わらずAっちは無表情だけど､
やっぱりかわいい｡

桃「Aちゃんかわいいでしょ!!」

黄「めっちゃかわいいっス!!」

桃「でさ､みんなで撮ろ!!プリクラ!!強制で!!」

黒「緑間くんや赤司くんは嫌がりそうですけど…」

桃「Aちゃんが言えば大丈夫だよ!!」

あ､そういえば､Aっちにぬいぐるみあげないと｡

黄「Aっち!!このぬいぐるみ､プレゼントっス!!」

『…カワイイ』

黄「…!!」

『アリガトウ』

いや､そのかわいさありがとうございます←

紫「第二十一話…だった気がする」『ハト､帰ッテキタ』黄「よかったっスね!!でも､赤司っちたち…」『何ノ､コト?』黄「(この子､知らないフリしてるっスよね!?)」紫「赤司っち?誰､それ?」黄「(こっちもかっ!!!)」→←桃「第十九話だよーっ!!」『ハト､逃ゲタ』赤「ハト鍋にされそうにもなれば逃げるだろ…」『マジック､デキナイ…』桃「私､ハト捕まえてくるっ!!」赤「俺も全力で捕まえてくる」『嘘ダケド』黒「もうあの二人行っちゃいましたよ」

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