【鬼灯の冷徹】輪廻転生～願い～ (ページ10)

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捌ページ10

鬼灯side

A「…暑い(;´д｀)流石､八大地獄ですね」

鬼灯「暑いのは苦手ですか？」

A「えぇ、少々。生前にあまり外へ行かなかったもので。ですが、すぐ慣れてくると思います」

鬼灯「あまり､ご無理をなさらないでくださいね？」

A「え？」

鬼灯「お見受けしたところ､貴方は体が弱いようですし」

A「あぁーー……気付いちゃうんですね」

鬼灯「だてに地獄の鬼してないですよ」

それに………

貴方のその細い手足を見れば、誰でもそう思いますよ、きっと。

鬼灯「Aさん、今まで骨折したことは何度ありますか？」

A「え？いえ、無いですけど…」

鬼灯「なっ!？そんな馬鹿なｯ!!!」

A「へっ!？ちょっ、鬼灯さま!？」

鬼灯「そんなに細い体で、何故です!？」

A「いや、あの…何故かと問われましても…」

そんな…骨折したことが無い？

あの細さなのに？？

A「鬼灯さまは私を何だとお思いなのでしょうか……(苦笑)」

鬼灯「すいません、つい。そんなに細いのに、折れない訳が無い。というか今までで折れていないのが既にあり得ない、と思いまして」

A「人生で折れることが確定しているんですか!？私以外にも居ますから、折れない人」

鬼灯「そういうものでしょうか？人の骨なんて、私がちょっと殴っただけで折れますって」

前にもありましたし。煩い亡者がいたので、日頃のストレスを込めて一発殴ったら簡単に「ポキッ」っていきましたよ、「ポキッ」って。

A「そこら辺は鬼灯さまの力の問題です。とにかく、人の骨はそんなに簡単には折れません」

そうなんですね、初めて知りました。

というか……

鬼灯「Aさん、意外とツッコミタイプなんですね」

A「ただ単に鬼灯さまにツッコミどころが多いだけですよ」

何か、学校とかより疲れた気がします…
と、Aさんは呟いた。
学校は疲れるものでしょうか？

そんなこんなで閻魔殿に着きました

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書きたかったんです、鬼灯さまと夢主ちゃんの
ギャグ的な絡み……書く前からわかってたけど、
まさかここまで面白くないとは……