惨拾惨 ページ35
Aside
茄子「鬼灯さまーー!!」
!今度は茄子さんですか
唐瓜さんより切羽詰まった感じですね
鬼灯「どうしました、茄子さん」
茄子「はぁ、はぁっ…桃太郎とかいうのが来て…」
鬼灯「桃が来た?要りません」
茄子「あ、いや…別にお中元とかじゃないんですけど…」
すいません茄子さん
さっきまで桃源郷の仙桃の話をしてたんです
茄子「とにかく、来てください!」
鬼灯「!」
茄子さんは鬼灯さまの手を掴んで走り出した
……相当大変なことになっているんでしょう
少なくとも、私が置き去りになっていることに気付かないくらいには
唐瓜「あ!ちょっと茄子お前っ!!」
A「…これ追いかけるの大変だな…」
唐瓜「ごめんな、A。茄子の奴が……」
A「いえ、大丈夫ですよ。追いかけますから」
唐瓜「うん、頑張れよ」
A「唐瓜さんこそ、お仕事頑張ってください」
鬼灯さまと茄子さんの姿はもう見えない
急がないと……
追いかけるために足を出した
だが、その足は地に着くことはなく、代わりに
体全体が地に叩きつけられた
……油断していた…
死んでからの五日間、おきなかったから……
唐瓜「A!?!?」
唐瓜さんの声が、みるみる遠くなっていった
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作者名:黒鴉 | 作成日時:2018年12月21日 16時