検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:25,735 hit

弐拾肆 ページ26

×side


サッサッ…


埃を掃く箒の音が、静かな部屋に響く

そんな中、茄子が口を開いた

茄子「ねぇねぇ、おねーさん、名前は?」


A「!…ニコッAです。これから獄卒として働かせていただきます。どうか宜しくお願いします」


茄子「俺は茄子!」


唐瓜「あ、か、唐瓜、です…」


A「敬語でなくていいですよ?私の方が後輩なんですから」


茄子「ふーん…じゃあA!」


唐瓜「おい!?大丈夫かよ!」


茄子「?何が?」


唐瓜「この間鬼灯さまに怒られたばっかりだろ!?」


茄子「でも、Aがいいって言ったんだからいいんじゃないかなぁ?」


唐瓜「それはそうだけど…」


唐瓜が言っているのは、つい昨日の
「Aさんをなめまかしい目で見たら許しませんよ」騒動の事である


その時の鬼灯の気迫がトラウマで唐瓜はだいぶ用心しているのだ


A「昨日のは確かに少し怖かったです」


唐瓜「ですよね!」


茄子「でも、Aが説明してくれるんだから大丈夫!」


唐瓜「?何でだ?」

茄子の一言に、唐瓜とAは首を傾げた

茄子「だって、大切な彼女さんの説得だぞ?」


A「…ん?」


唐瓜「あぁ〜〜…なるほど」


二人のやり取りに、Aは一人訳が分からずにいた

それはそうだ

鬼灯とAはそういう関係ではないのだから


A「あの、何か勘違いしてらっしゃいませんか?私は鬼灯さまとお付き合いしていませんよ」





唐瓜・茄子「「……え」」





唐瓜「じ、じゃあ、A…は、鬼灯さまのこと好きじゃないの?」


A「それ、ばっさり「嫌い」と切り捨てても失礼ですよね」


茄子「なーんだ、違ったのかぁ。鬼灯さまがあんまりにもAのこと大切にしてるから、そうなのかと思ってた!」


A「残念ながら、違いますよ。あ、でもお付き合いしてる方はいらっしゃいそうですよね」


茄子「うーん、Aが違ったからいないと思うけどなぁ〜」


A「え?今まで一度も?」


唐瓜「いや、むかーしはいたらしいけど…今はいない…と思う!俺らも最近入ったから、よくわかんねーんだ」


A「そうでしたか…まぁいいです。今度閻魔大王に聞きましょう。今は掃除しますよ」


唐瓜・茄子「「はーい!」」







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
唐瓜と茄子の口調が分からん…

弐拾伍→←弐拾惨


  • 金 運: ★☆☆☆☆
  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

金棒

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした!

ラッキーキャラ

一寸法師


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
17人がお気に入り
設定タグ:「鬼灯の冷徹」 , 鬼灯
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:黒鴉 | 作成日時:2018年12月21日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。