第四話 『夢なら覚めないで』 ページ46
空「…やっと…記憶が戻ったようだな…紫苑…こんな結果で実の父と会ってしまうとはな…。」
紫「あの世で…お母様と一緒に、安らかに…お眠り下さい…。」
空「最後にお前に会えて嬉しかった…そして…。」
するとお父様はゆっくりと。その右手で私の頭を撫でた…
このとき私は、我慢していたはずの「涙」が一気に零れ落ちた…
空「あんなに人間が嫌いだったお前が…こんなに人間が好きになるとはな…。」
幼い頃の、お父様に頭を撫でられたときの感触と、その手の暖かさが頭の中で蘇ると…
空「強くなったな…紫苑…。」
そして…右手から徐々にお父様が消えてゆく…
紫「＿＿っ！！お父様！！」
私は涙を流しながら手を伸ばした。
でも届かない。
まるで海江がこの世から消えるかのように…。
たとえ…お父様が嘘であったとしても、この私を抱きしめてほしい…
『嘘でも抱きしめて』
そして…せめて…
『夢なら醒めないで…。』
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月光(プロフ) - すみません。歌詞を消しましたので、ご確認ください。 (2019年1月11日 22時) (
レス) id: aeb93bc918 (このIDを非表示/違反報告)
50音P - ボカロ仲かな、、ヽ(*´＾｀)ﾉ (2019年1月11日 21時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
66ソラ(プロフ) - 歌の歌詞を載せるのは違反ですよ！著作権侵害になってしまいます。 (2019年1月11日 1時) (レス) id: 72e1a80f47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朱色 | 作成日時：2018年9月12日 17時
