【ブラコン×黒バス】家族事情

第八衝突 ページ9

桃井「あ、Aちゃーん！おはよっ！」

後ろから早足で私に駆け寄り笑顔で挨拶をしてくれるさつきちゃん。
あれから数日、クラスでも積極的に話しかけてくれて嬉しい限りだ。

桃井「ちょっと顔色悪いみたいだけど大丈夫・・・？」

心配そうに顔を覗き込んでくるさつきちゃん。
これ以上心配させちゃうとわるいな、と思い、
「大丈夫だよ、朝ごはん食べ損なっただけ、」
と、恥ずかしい言い訳をする。

桃井「そう？それならよかった。」

安心したように微笑みちゃんと食べなきゃだめだよっ！と
頬をつつかれる。うーはずかしっ

黄瀬「あっ！桃っちにAちゃーん！」

後ろを振り向くと朝からやけに輝いて見える黄瀬君がいた。

桃井「きーちゃーん！途中まで一緒にいこっ」

黄瀬「そうっスね！あ、今日も部活あるって！」

桃井「えーっ。今日はAちゃんとアイス食べに行こうと思ってたのにー！」

黄瀬「え！？マジで！じゃあじゃあ、部活帰り行こ！」

A「んーそれもいいかも･･･」

黄瀬「よっしゃきーまり！じゃぁ放課後ねー！」

ブンブンと手を振り教室に向かっていく黄瀬君。
彼の元気はどこから来ているんだろうか･･･

桃井「うん、またねきーちゃん！」

A「またねー。」

さつきちゃんに続き挨拶をし自分の教室に入る。

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